#8 折りたたみ自転車で、輪行1泊ソロキャンプの旅(その3):50㎞の帰り道
キャンプの撤収も9時には終わり、荷詰めや水補給も終わらせ、9時半には出発!ついに50kmもの道のりに漕ぎだします。箱根駅伝でいう復路。東京に向けて過酷な自分との戦いが始まる・・・はず。
結論、むちゃくちゃ楽だったわけでもないけど、そんなにしんどくもなかったです。
拍子抜け。翌日も、その次の日も筋肉痛にならず!
いや、大したことなくてすいません・・・今まで1日20㎞くらいしか乗ったことなかったので(汗)、1日100km走るとか無理と思ってます。
なぜ楽だったのか?平坦な関東平野を漕いでたからかな。
市街地は、景色がない代わりに坂道も少ないです。加えて、スピードを重視しないので、太ももにやさしい軽いギアを多用。
ヒルクライムとか直登(=ちょくとう。まっすぐ続く登り坂。肉体的にも精神的にもやられる)なんてものとは無縁状態。
ちなみにわたくし、サイクルコンピューター(サイコンと略すらしい)もなければ、スマートウォッチもないです。スマホも格安プランなので、ナビ機能は使いません(容量の関係で、途中で機能しなくなりそう)。
サイコンが数万円、普通に10万円超えているものも多いのには目が飛び出ました。ほんとに飛び出た。
折りたたみチャリとパニアバッグにあれだけのお金を使った自分が言うのもナンですが・・・。ま、人それぞれですよね。
ではどうやって復路を進むかというと、ある程度走っては立ち止まり、グーグルマップで道順と方向を確認します。
記憶の限りどこを曲がるか覚えます。覚えたつもりになってるだけです。そして道を間違えます。
(だから湖一周とかしたいんだよな、道迷わないだろうし。ぶつぶつ)
準備は抜かりない方だけど、こういうところは雑。方向さえ合っていれば何とかなるだろう精神。
いざ走り出すと・・・
気持ちのよい手賀沼の田園風景はすぐに終わってしまい、あっという間に市街地へ突入。ここからゴールまで、ほとんど市街地の舗装路を走ります。
ま、知らない街を走っていればそれだけで楽しいので、ひたすら漕ぎ続けるだけ。とはいえ、小径車でこれだけ荷物を積んで走るのは、正直かなりの神経使いました。
車道を走れば傷んだアスファルトで、がたんがたんと上下に揺れ、車との幅寄せ競争。 歩道を走れば絶え間ない段差で、こっちもがたんがたんと上下に揺れ、歩行者との距離にも気を付けます。
足元ならぬ、前輪の元(というのかな)を注視しつつ、凸凹をなるべく避け、前方にも気を配り、後方の車の気配も逃しません。
ハンドルをしっかり握りしめ、バランスを保ち「うぬぬぬぬ」とうめきながら漕ぎ続けます(ちょっと大げさ、盛っています)。がんばれ小径車!
そんなこんなで江戸川に出ると、本当に気持ち良かった!解放感ばつぐん!
今度はここに走りにこよう!と決意も新たにして、あれ。デイキャンで走った利根川もこんなんじゃなかったけ?
だったら利根川の方が近いか?写真だけ見ると見分けがつかん・・・。
利根川か、江戸川か?!と悩みつつ、気持ちの良い江戸川沿いはあっという間に終わり、その後も幾つも川を越えていきます。
だんだん疲れてきます。なんていう名前の川か、途中から確認することを放棄。
でも、ここは外せないかな、と記念写真を撮っちゃいました。
高速道路からはたまに見るけど、また違った情感が湧いてきます。
たまにこんな銅像?というか不思議なモニュメントに出会います↓
確か某信金の前だったけど、何でこんなとこにこんなモニュメント?!
途中birdyを買った日本橋の自転車屋さんにも立ち寄り。自転車を預かってもらいます。その間に自転車屋さんお勧めのラーメン屋さんで遅めの昼ごはん。
ラーメンに無料ライスまでつけてしまい、ほんの少しの罪悪感を背負い、結局家に着いたのは15時前。
50km程度を、合計5時間半。休憩とか考えると、走っていた時間は4時間~4時間半程度かな。終わってみれば想像していたより、全然苦痛ではありませんでした。
新しいこと、初めてのことが多かったからか、良い意味で長く感じる2日間。さすがにまだ1日100kmにチャレンジしようとは思わないけど、50km程度は問題なく走れそう。
伊豆大島に猪苗代湖に佐渡島。birdyと行きたいところが山ほどあって困ります。
次はどこ行こうかな。
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