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We love Divers.

【先に画像のみまとめて載せています。そちらも宜しければご覧ください】

時計を買う。シリーズの途中であるが、
買っちゃった。

寄り道時計、買っちゃった。

ひと月に2本も買う、なんて理性の効かない時計ジャンキーだと自分でも思う。
しかも現行品でなく旧式。価値が上がっているわけでもない。
(もっとも中古なので定価の半分ほどで手に入れることができたわけだが)

この理性をブッ壊した事例がひとつ。
Tissot PRX Damian Lillard モデルの発売だ。

数時間で完売していた…泣

カッコ良すぎてシビれる…!

わたしが毎日覗いている各Web mediaでは一切触れられていなかったモデル。
公式サイトには表示されているものの、ニュースレターは届かず…つまりひっそりと日本に上陸したのだ。

幸運なことに、直近で後輩から時計に興味があるとの相談を受けた。
わたしの中でのエントリーモデルとしてPRXは最強にオススメできる一本だし、
現にわたし自身も愛用中のモデル。
勧める勧めないは別として、改めてTissotのラインナップを見てみようとたまたま公式サイトを覗いたのが始まり。

…バカカッコいい!!!

すぐさま入荷通知を入れて数日後、
入荷連絡が来た。

しかしわたしの中でいくつかの迷いも生まれていた。

PRXだけで40mmと35mmの2本を所有しているし、
他にもSEA STARがある。
Tissotで4本、しかも内3本がPRXってのは偏りすぎか…?
ブティックに行って現物見てから決めよう。ほぼ即決で買うだろうけど。

そうこう悩んでいるうちに完売してしまったのだ…!

限定品なのかはわからない(何本限定のアナウンスはない)が、
Limited editionであることと、入荷通知のメールには
「この商品は数量限定です」
の内容から、おそらく手に入れるチャンスはなくなってしまった。

ブティックに連絡すれば、もしかしたら店頭分の在庫はあるのかもしれない。
が、そこまでしてでも手に入れたいという熱量よりは
今回はご縁がなかったと諦めることにした。
迷いの要素もある、それが後悔になってしまっては時計にも悪い。

ただ、買おうと思っていた予算14万が浮いてしまった。
(実際はそんなことはない。勘違いするなよ自分。)
この悔しさをどこかにぶつけたくて、結果買ってしまったのだ。

EDOX Sky Diver NEPTUNIAN

EDOXは腕時計界隈でもここ数年で知名度があがったブランドのひとつ。
(もっとも1884年創業とその歴史は古い)
YouTubeでも有名な腕時計チャンネルが度々取り上げている。

近年の値上がりが激しい状況においても良心的な価格であることから、
密かに注目していたブランドでもある。

それなりにコレクションも充実してきた中、寄り道といえど平凡な3針時計に興味はない。

どこか突き抜けた個性、くすぐられる要素が欲しい。

そこでのネプチュニアン。
驚異の1000m防水。

グリーンのハイテクセラミックもそそられるポイントだ。
レトロ感が好きな一方、こういう現代的なツヤっと感に憧れも抱いていた。

ブ厚い、だがそれでいい。

44mm径15.6mm厚というデカ厚ウォッチであることも逆にいい。
これが一本目とかだと絶対に選ばないサイズ感だが、
近年の小径化の中、あえてデカ厚を選ぶという逆張り変態おじさんである。

このモデルを選んだのにはもうひとつ大きな理由がある。
あえて旧式を選んだ理由もそれなのだが、
現行品には6時位置にある"Sky Diver"の文字はないのだ。

このモデルの発売後、明確にSky DiverとNEPTUNIANのシリーズとしてのすみ分けが行われた。
旧式のカラー展開は引き継ぎつつも文字盤の表記とベゼルのデザインが変更されている。

こまかな点だが、比較してその違いを確認してほしい。

現行品。シンプルにNEPTUNIANの文字のみ。
また、回転ベゼルには数字が入っている。


旧式。Sky Diverの表記あり。
回転ベゼルはシンプルにバーのみ。

ここで再度、わたしが購入したモデルを見てもらうと…

Sky Diverはそのままで、ベゼルは新型という、まさに過渡期のモデルなのだ!

細かく見ていくと値段相応な部分も多い。
特にメタルベルト、バックルはもう少し頑張ってほしかった…
現行品はコマが少しだけ厚みを増したらしいのだが、
バックルは…?
ケースが重量級なだけに、バランスは良いとは言えない。

そもそもの話をすると、だ。

わたしの腕まわり16.5cmだと調整コマ全部取ってもブカブカなのだ!!!笑


腕を振ると暴れます


そのため腕に引っかけるようなかたちになる…
まぁこれはこれでオーバースペックを街ダイバーとして着ける一種のスタイルということにしてもらって… 

コレクションが充実して、知識もそれなりに蓄え、いろんな感性を養ったうえでのこの選択は我ながら面白いと感じる。

あ、そうそう。

ちなみにわたしは泳げない。

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