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教育・生き方・働き方コラム『未来へのまなざし』

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教育・人財育成・組織開発に携わるコーチ、ファシリテーター、キャリアコンサルタントである山本が気になった記事やトピックスを紹介していくマガジンです。 コンテンツは基本無料ですが、時…
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#働き方

これから注目されるであろう副業をきっかけとした「官民人財の還流」による地方創生の可能性。

今回気になった記事はこちら。 いずれも自治体が力を入れていきたい事業に、企業で働く外部人材に副業的にかかわってもらう取り組みです。 「大人の地域未来留学」はレンタル移籍という扱いであり、1年間の期限付き出向。 高校魅力化を図る自治体へと派遣し、高校教育を取り巻く地域課題の解決を包括的に取り組んでいくのがミッション。 これまで特定非営利活動法人クロスフィールズが企業で働く人材をNPO、NGOに留職という形で派遣していましたが、そちらに近い形でしょうか。 第2期まち・ひ

これからの社会をどう生きる?2020年代を生きる「20代キャリアの処世術」

今回、気になった記事はこちら。 タイトルから既に分かるかもしれませんが、一部の人たちに未だ根付いている大企業信仰への問題提起と、Withコロナ・Afterコロナで激的に変化していくことが見込まれる働き方やキャリアについて、Google Japanで人材開発責任者をされていたピョートル・フェリークス・グジバチ氏のエントリです。 普段、学生や20代ビジネスパーソンとコミュニケーションを取っていると、自分なりの考えをしっかり持ち動いている人もいらっしゃいますが、なかには記事で指

「国家公務員離れ」なぜ?若者世代が重視する働く価値観を発達的に捉えてみる

今回の気になった記事はこちら。 本文にもありますが国会公務員「総合職」、いわゆるキャリア官僚の今年度の採用試験の申込者数ですが、現行制度の試験になって以降過去最少の人数になったそう。 女性の申し込み者比率は過去最大となったものの、減少は4年連続となりました。 以前の記事でも紹介しましたが、公務員志望者の減少している職種で言えば教員の採用試験倍率も深刻な問題です。 今回は教員の倍率低下問題について言及しませんが、気になる方は妹尾昌俊さんのこちらの記事もぜひご覧になってく

世界トップクラスで大人が学ばない国・日本。その理由はどこにある?

今回は色んな観点が含まれていてとても興味深かったこちらの記事。 コロナでこれまでの当たり前が変わりつつあるなかで、多くの皆さんが何かしら学ぶ必要があると理解しつつも、記事にあるように「そもそも自分が何を学べばいいかが分からない」という方、多いかもしれませんよね。 よく分からないために成果が見えやすく、学び方が体系化されており、評価につながりやすい資格に安易にいってしまうのではないでしょうか。 テーマである大人の学びについては、”日本は世界トップクラスで大人が学ばない国で

オンライン事務化は実現するか?働き方改革で見落とされがちな「3つの視点」

今回は働き方改革に関する記事です。 これまでSNSで時々シェアしてきたハンコ文化についての記事ですが、国内でも有数の規模を誇る国立大学・東北大学がニューノーマル(新常態)を見越してついに押印廃止を決断したとのこと。 全国の大学ではいまオンラインによる授業が積極的に行われており、前期は対面授業を行わないと決めたところもあるようですが、緊急事態宣言を受けて在宅勤務が職員にも広がったことが大きいのだと思います。 東北大学は6月1日よりオンライン事務化宣言をし、押印廃止だけでな