手段となる組織から目的となる組織へ
「手段の目的化をいかに回避するか?」
これはあらゆる問題解決の場面においても言われてきたことです。
実際、支援の現場でもこの視点で対話をし、常に本質に立ち返りながら施策を打つことを進めてきました。今もなお大事にしている観点です。
しかし、最近ふと思ったことがあります。
それは、「手段の目的化」が問題となるのは、思考することを手放し目の前の手段を闇雲に続けることを習慣化しているときであり、思考した結果手段そのものに目的を付することが出てくることがあるのではないかというこ