「オンライン・ハイブリッド・ワークショップ」を開催してきた話


Online Synaptic technologyの小瀬(かずゆき・かーず)です。

本日、とある場所で「オンライン・ハイブリッド・ワークショップ」を開催してきました。

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オンライン・ワークショップにおいては、様々なやり方がありますが、今回実施した「オンライン・ハイブリッド・ワークショップ」は以下の様な方法で開催しました。

オフライン会場

講演会場には、講師、およびファシリテータ、スタッフ、そして講演会場のキャパシティ内である参加者が参加する。(今回は定員の1/3の人数での開催でした。)

いわゆる従来の講演会、あるいはワークショップと同じ形式での開催です。

オンライン会場

オンライン会場には最大160人を超える参加者と、もうお一人の講演者が参加しました。今回グループでの対話を実施したことから、Web会議システムには「ZOOM」を用いました。

他Web会議システムもありますが、グループワークを行うなら「ZOOM」一択となります

メリットとデメリット

メリットは、「どうしても会場で参加して、講演者や他参加者と直接コミュニケーションを取りたい」という参加者にはまだまだオンラインよりもリアル(対面)での講演会が人気です。

コロナの感染拡大の少ない地域などでは人数などをうまく制御してイベントなどを行なっている地域も少なくない様です

一方でオンラインで繋ぐメリットとしては、物理的な会場の広さに関係なく、参加者を募りやすいという点

コロナ禍における昨今(2020/10)では感染(させる・させられる)の可能性は0

地理的な条件に関係なく参加が可能(本日の参加者も北は北海道、南は四国や九州から参加者があった様です。)

私の役割

私の役割は、オフライン会場とオンライン会場を繋ぐ役割となります。

会場の音響(ほぼ)一式を持参してセッティングを行いました。

今回はテクニカルスタッフが私一人だったので、機材セット、調整、講演会中のミキサー調整など私一人で行うこととなります。

セッティング

メインPCとプロジェクターを接続し、オンライン側の講演者をスクリーンに大写しとました。

よかった事

「ミキサーは専用品がよかった」

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今回は、音量の微調整やレベル確認が容易なミキサーを持ち込み接続した事で個々の講演者やファシリテーターのマイクの微調整が可能でした。

話者によって異なる声量や、即座にミュートをかけなければならないシチュエーションにおいては、専用のミキサーによる調整が必須ですね。

「やっぱり有線接続」

回線は幸運にも有線LAN接続ができたのでこれを使用しました。

私の主力機はMacBookAirであり、USB type-Cのポートを1つ消費してしまうものの、この安定性は変えがたいものがあります。オンライン側講師の音声も明瞭で画像もクリアでしたが、これは十分な通信帯域が確保できていたためと考えられます。

改善すべきこと

「会場カメラの画質がイマイチ」

オンライン側の講演者をプロジェクタに投影する必要があったため、やや会場の照明が暗めで、会場講演者の画質があまり良くなかったのが残念でした。

両方を求めるなら、専用のスタッフがカメラ操作をする、照明の設定を工夫するなどさらなる改善が必要となりそうです。

「Wi-Fiの使用限界を超えた?」

途中バックアップ機として使用していたPCがZOOMから切断されてしまいました。

その後全くWi-fiがつながらず...施設におけるWi-Fiの使用時間制限を超過してしまったのかもしれません。

「ZOOMはつながるのに、インターネット(Web)等につながらない」

なぜかZOOMはつながるのに、Webページの閲覧などが行えないという謎の現象が発生しました(施設のネット制限?)。説明のための資料など、ほとんどをWeb上においている事から、今回は十分な説明が行えなかったかもしれません...

この点は、今回最大の反省点です。ただ、ZOOMが使えたのは首の皮1枚、ギリギリつながってた...という感じでしょうか。

今回、自分の仕事は自己採点では70点かな...さらに良いオンラインでのワークショップ提供のために、試行錯誤が続きそうです。

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