見出し画像

アレンジしたフレーズがしっくりこないときのコツ

こんにちは!

音楽家の湯川和幸です。


こちらはメールマガジンのバックナンバーです(2017年冬号)。




いやぁ、毎日、寒いですね〜。


南国と言われる和歌山でも
ここ数日はかなり寒いです。


もうストーブの前から
ずっと動きたくないです(笑)。



さて、本日のテーマは

=====================
アレンジしたフレーズが
しっくりこないときのコツ

=====================

について。



アレンジの大切な作業の一つに
歌に対して、、、、、、、


=====================
カウンターメロディーを作るというか
合いの手のフレーズを作る

=====================


というのがあります。


コードの当て方なんかも個性が出ますが
こういったフレーズでもアレンジャーの
個性がけっこう出ますよね!


そういう意味では
清水信之さんのフレーズが私は好きです。


清水信之さんといえば
たとえばこれ!


イントロから歌に入るときに聞こえる
「パッパラッパ」というブラスのフレーズ。


フレーズだけじゃなく音色も含めて
「あぁ、土曜の夜サウンドだぁ」と
私はそれだけで嬉しくなっちゃいます(笑)。


もうファミコンのPSG音源と同様
自分のDNAに組み込まれてる系のサウンドです!



さて、こういった音(特にブラス系)を
入れてみたんだけど、どうもパッとしない
ということってありませんか?


私はよくあります(笑)。


そんな時のコツです。


実はこれから書くコツ。

実は20年以上前に前述の清水信之さんが
おっしゃられてたことなんです。


ですので、清水信之サウンドを目指す人は
必須の項目かと(笑)。


それでは、そんな
アレンジしたフレーズが
しっくりこないときのコツとは、、、



ズバリ!!

=====================
フレーズをステップ入力する
=====================

です。


たとえば、ブラスのフレーズを思いついて
それを入力する時、私なんかだとパパパッと
手で弾いちゃいます。



これはこれでオッケーではあるんですが
清水信之さんは当時、こういったフレーズは
全てステップ入力されていました。



ちなみにステップ入力とは
PCのキーボードで直接CDEのように
打ち込んでいく方法です。


なぜか?



それは、、、、、

=====================
こうすることで問題点がはっきりするから
=====================

です。


人の手で弾くと抑揚がそれなりにつくので
それなりによく聞こえるんですね。


逆に言うと、それでOKしちゃうというか
どこが悪いかはっきりしない。


だからあえて、、、

=====================
抑揚のつかないステップ入力で
問題点をはっきりさせて
それを修正した方が仕上がりが良い

=====================

と言うことでした。



ちなみにここでいう問題点とは


=====================
フレーズそのものはもちろん
個々の音符の長さ、強さやタイミング

=====================

のことです。


もう一段上のフレーズを作成したい場合は
ぜひお試しくださいませ。



それでは今日も
ゆったり腹式呼吸でいきましょうね!

今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

湯川和幸でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?