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【プチュンバン】お祈りの仕方

みなさんこんにちは!
国際協力NGOのCBBでインターンをしている大分大学の神野です!

最近のnoteでいつも書いているように、カンボジアの村はプチュンバンモード全開です。

ですので今日は、お参りの方法に関しての記事を書いてみようと思います。


早朝の部

お参りの朝は、もの凄く早いです。

5時からお参りが始まるため、4時半過ぎにはお寺に着くように家を出ます。

しかし、お寺に行く際、お線香3本と炊いたお米を持って行く必要があります。

そのため、村の生徒達は朝の3時過ぎから起きてお参りする準備をすると言っていました。

お参りをする際の服装は、上が白ならなんでもいい。と言っていたのですが、基本上が白で下が黒と言うのが望ましいようです。


お寺に着くとまずは、お線香をあげます。

その後、お坊さんがお経を読んでくれて、時折崇拝します。

私は、タイミングがもちろん分からないので、近くにいる人にあわせてお祈りする形を取っていました。

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しかし、お祈り中もなんともカンボジアらしい?光景が。

私のいつも日本語を教えている生徒が大きな音を立ててYouTubeを見ていました。

お経を読んでくれているときにそんなことをして良いのかい。と突っ込みたかったですが、彼女は自由人のため、そっとしておきました。


話は戻って、午前5時過ぎ。

お経を唱え終わると、持ってきたお米を、事前に用意されている器に移し始めます。

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始めは、スプーンを使いお米をよそっていくのですが、最後の場所は、スプーンを使わずに左手でご飯をよそぎます。

このお米は、他のインターン生の情報によるとご先祖様に届くと伝わられているそうです。

それを聞いてから、亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんの姿を思い浮かべて、お米をゆっくりと置いていきました。

私の祖父母は、農家だったためタイ米を食べたことがないと思います。

カンボジアからのお届け物として、美味しく食べてくれるといいな。と思いながらお米をよそいました。


お米をよそった後は、お寺の周りを裸足で3周回ります。

これに何の意味があるのかは分かりませんでしたが、生徒が手を繋いできて生徒と一緒に歩きました。

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先日歩いたときに、足に石が入り込んでしまったため、今日は慎重に歩くと無事に何事もなく終えることができました。


お寺の周りを3周歩くと、早朝の部はお終いのようでみんなそれぞれの家に帰ってきました。



お昼の部

お昼の部。と言っても午前9時から再度お寺に行ってきました。

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お昼は、早朝とは違う御殿でのお祈りとなり、再度ご飯を器によそぎました。

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それが終わった後、線香をあげに行くと線香を置く場所が火事状態になっていました。

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しかし、カンボジア人はそこまで驚いていなかったのでよくある風景なのかな。と思って見ていました。

お昼の部は、お線香をあげたら終わりという感じであっという間に終わりました。


終わってからは、生徒達がお寺に遊びに来ていたので一緒に遊んできました。


お寺の中をゆっくりと歩き、最近よく遊んでいる遊びを教えてくれたりしました。

子ども達は、本当に無邪気でいつも楽しそうです。

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この笑顔に囲まれるためにカンボジアに来ているので、これからももっと一緒に笑顔になっていきたいと思います。




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