さよならのそのあとで<市役所手続き編>

母が亡くなって、医師に死亡診断書を
書いてもらったあとに、いくつかしたこと。
①親しい親戚への報告
②ケアマネさんへの連絡
③酸素の機械を借りている業者さんへの連絡

そのほかに、訪問医のクリニックでもらってきた、
パンフレットに従って、
いい葬儀相談センター」に電話をした。
こちらの希望に見合った業者を
いくつか紹介してくれるので、大変ありがたい。

葬儀社が決まったら、あとは彼らの指示どおりに
各種の届け出を進めていく。
医師が書いた死亡診断書に併記される
死亡届の書き方も教えてくれるし、
市町村への提出も彼らが代行してくれる。

死亡診断書は、今後、
なにかと必要になるらしい。
「原本が必要な場合は、
主治医に頼むしかないのですが、
これがかなり高い(5000円〜)ので、
コピーでいい場所には、
こちらを使ってください」
と何部かコピーをもってきてくれた。

葬儀社が死亡届を提出したあとに、
まずしなければいけないこととして、
①年金の停止
②保険証の返却
の2点があるとのこと。
特に年金は停止が遅れて、
余計に受給してしまうと、
あとあと返却しなければいけなくて面倒、
とのことなので、まずは電話で仮の手続きを、
ということだった。

それで、さっそく市役所に電話をして、
「年金の停止と保険証の返却をしたい」との
旨を伝えたのだが、電話に出た職員さんが
どうもあらゆる意味で要領を得ない。

とりあえず、「おくやみコーナー」での
面談を予約したあとで、先方から
「最初に年金が、どうのこうの言っていたのは
なんなんですか?」(原文ママ)と聞かれ、
びっくりしてしまう。

「どうのこうの」って? 
と思わず聞き返してしまった。

よくわかっていない風の先方に、
「どうのこうの、って失礼ですよ」と率直に伝える。
「失礼しました。でも、最初に『年金が』
と言われたので」と上塗りするので、
「どんな内容であったにしても、
相手が言ったことに対して、『どうのこうの』は、
失礼だと思います」と畳み掛けた。

これは、追ってキャンセルして、
別のルートから手配し直したほうがよさそうだと
私の野生の勘が警鐘を鳴らしていた。

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