さよならだけが人生か。でもさよならにも言い方がある。(16)
12月24日クリスマス・イブ。
昨日看護師さんに頼まれた、
オムツとパッドを買って再び病院へ。
昨日、相談員さんを訪ねて行ったのが、
刺激になったのか(会えなかったけれど)、
今日の午前中に、相談員さんから電話があり、
週明けに、転院先候補のリハビリ病院の
面談に出向くことになった。
今年のクリスマスは、結局ひとり。
それ自体は、悲しくも寂しくもなく、
ただの昨日の続きの今日で、
プレゼントもごちそうも、
ケーキもなく、淡々とすごした。
でも母は、クリスマスもお正月も
病院の天井を見るだけの時間を過ごすのかな、
と思ったら、それだけはやはり、
寂しく切ないことのように感じた。
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