バカについて考えてみた

「三人寄れば文殊の知恵」というが、バカが三人集まっても結局バカな考えしか出て来ない。
という、言葉に出会いました。
やっぱり!?私もそう思います!という感想です。

世の中にはバカな人と賢い人がいます。
その違いは、考えていないか考えているか、につきます。
「バカの考え休むに似たり」とも言いますが。
バカな事をしてしまうのは、休んでいるのと同じくらい、何も考えずに行動してしまっているからに他なりません。

「助長」という言葉があります。
昔、中国にいたある男が、農作物を早く育てようと一日かけて苗を引き伸ばします。
家人がそれを聞いて、あわてて畑に見に行ったら、全てダメになってしまっていました。
というお話です。

ここで出て来る男は、苗を引き延ばしたら早く育つだろうと考えます。
しかし、そうやって伸ばしたらどうなるだろうか?とか、自身の髪の毛を引っ張ったら伸びるだろうか?とか、今までそういう方法をとっている人がいないのはどうしてだろう?とか、そういったことを全く考えません。

仕事で会議をしているときに、アイデアを出し合う場面があります。
いつも同じ人が発言して、同じ人が沈黙しています。
黙っている人に意見を聞いてみると、他の人と同意見です、とか、うーん、とか、やっぱり沈黙だったり、とか。
腕組みをして、いかにも考えている雰囲気を醸し出しています。
いや、絶対考えていないだろう、と。

仕事などの大事な場面で無ければ、バカが良い場合もあるのですけどね。
「愛されるバカ」
というのもあります。



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