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№6243:リーダーは問いを立てろ!

こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。

さて、昨日は「自分の考えを押しつけるリーダーは支持されない」と記しました。わかりやすく言えば「ああしろ、こうしろと言うな」ということです。「そんなことをしたら自分の仕事がなくなるではないか」という危惧を感じる人も多数いると思いますが、そういう人はやり方を変える必要があります。

私はリーダーの仕事は「問いを立てること」だと思います。これは「こうしろ」ではなく「どう思う?」と問うことです。「どう思う」と問えば、部下スタッフ等は自分で考えます。このプロセスが必要なのです。当然、問いの内容は適切な負荷である必要があります。筋トレと同じで負荷を間違えれば、挙げることができません。同時にリーダー側は「だいたいこんな感じ」という方向性を考えておく必要があります。部下スタッフ等の考えが、それと大きくずれていたら修正すべきですが、おおむね6割がたOKならば、そのままやってもらったらいいと思います。

ここで細かく口を出したり、細かく修正を加えたりするのが、もっとも部下スタッフ等のモチベーションを下げます。これを繰り返せば「修正されるのが当たり前」になるので、最初から修正前提の作品を出してくるようになります。対して「ではこれでいこう!」となれば、部下スタッフ等にも良い緊張が走るでしょう。大事なポイントは部下スタッフ等が「任されている」と感じることです。が、世の中の仕事の仕方は逆で、上司側が勝手に任せた気になって結果を責めますから話になりません。

ただし「任される」には資格が必要です。私は「基本習慣」と呼んでいます。例えば「週に1冊以上の読書」は基本習慣の1つです。社会人として基本的な行動を実践していない人に任せるようなことはしません。仮免許も持っていない人に運転をさせれば事故を起こすでしょう。それと同じです。が、社会人の約85%はまともに読書をしていないことがわかっています。これは「約85%の経営者が読書を求めていない」ということと同義でしょう。任せていいのはやるべきことをやっている人のみです。

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