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こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、昨日の「自分らしさ」の続きです。そこでは「自分の価値観に沿って生きることが自分らしさである」と記しました。「自分の価値観」がない人は「自分らしく生きること」はできないと思います。「自分の価値観」というのは「自分と正しく向き合うこと」でしか生じません。反応的、情動的に何かを感じることは「価値観」ではありません。「楽しいな」「きれいだな」「美味しいな」・・こういったことは反応であって価値観ではないということです。

「自分と正しく向き合うこと」とは、自分の内面と誠実に対話し、自身の感情、思考、行動等を客観的に見つめることです。この「客観性」が極めて重要だと私は思っています。何故なら「おかしな人」に欠けているのが「客観性」だからです。まわりから見れば「どう見てもおかしなこと」をやっているのに本人はまったく気づかない。むしろ、それに固執するようになり、さらにおかしくなっていく。何度も見てきた光景です。

では「客観性」を身につけるにはどうすればいいか。大切なことを思いつくままに3つほど挙げます。1つは「教養を身につけること」です。偏った専門書を読んだり、特定の人に従事するのではなく、幅広い知識や経験を身につけることです。私は「教養=幅」だと思います。2つは「他者の視点を取り入れること」です。他者は「長年にわたって社会で評価されている人」がいいでしょう。「おかしな人」はこれができなくなります。他者の話から耳を背け、狭く閉じた自分のムラの中に入っていくようになります。これまた幾度も見てきました。

3つはこれがもっともポイントだと思うのですが「自分の感情と現実を比較すること」です。自分が正しいと思って何かをやっていても、現実で起こっていること(事実)がイメージと異なれば、それは正しくないということです。であるならば修正が必須ですが「思い込みが激しい人」、すなわち「自分視点が強い人」はこれができません。そして同じような思想を有す「偏った人」「おかしな人」と小さな徒党を組むようになります。選挙結果なんかを見ても「思想がおかしい人」は一定数いますから、孤独にならずに少数で仲良くすることは可能です。

「客観性の習得」には、こういったことに気をつけながら自己対話、自己反省(内省)の習慣をつけることが求められると思います。もっとも普遍的な効果があるのは「日々の日記」です。日記の書き方も様々ありますが、私が「絶対にこれだけはすべき」と思っているのが「プラスで終わること」です。日記というのは「単なる振り返りや反省」ではありません。「より良い明日を迎えるための準備」です。まだまだ続きはありますが、長くなったのでこのへんで終了します。

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