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№6159:「自分らしさ」よりも大切なこと

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、本日の個別コンサルティング中に「自分らしさとは何か」という話になりました。「自分らしく生きよう」的な考え方は怪しげな自己啓発セミナー等で必要視されています。で、それを聞いた情弱な参加者が「自分らしく生きなきゃ」と考えだすことで人生が狂っていく・・というのはよくある話です。

そもそも私は「自分らしさ」という観点を見直すべきだと思っています。何故なら仕事というのは「自分らしくなること」ではないからです。仕事というのは「誰かの役に立つこと」であり「誰かを救うこと」です。「自分らしさ」なんていうものを追求する前に「誰かの役に立つこと」を考えたほうがはるかに有効でしょう。

この前提で「自分らしさ」を定義するなら「自分の価値観に沿って生きる」ということに尽きると思います。ここに正邪はありません。例えば、高級品を身につけて高級車を乗り回すのが大好きな人は、それが「自分の価値観」です。一方で「贅沢をするくらいなら寄附をしよう」と考える人は、それが「自分の価値観」です。ともに「自分らしい」と思います。

ここで重要なのは「価値観」というのが自分の内側から生じる信念や哲学を意味していることです。「価値観」は単なる表面的な好き嫌いや欲求のことではありません。「価値観」は自分との対話を通じて生まれます。これを「自己対話」といったり「内省」といったりします。いずれにせよ、日々、自分自身と深く向き合うことを継続することによって「自分の価値観」が明確になっていきます。そしてそれを実践することで「これは自分に合っている」「これは自分に合っていない」ということが理解でき、そのプロセスで自分の人生観が形成されていきます。

ちなみに私はかれこれ40年近く簡易日記をつけています。このブログ(情報発信)も2007年の独立起業以来、実質的に毎日アウトプットを続けています。こうした「内省」は自分自身の軸を強く正しくし、一貫した行動を取るための基盤となります。「自分らしく生きたい」のなら「日々、自分と向き合い続けること」が絶対条件だと思います。

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