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№6151:「部下スタッフに厳しくすべきか、優しくすべきか」という話

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、「まわりの人」とどう接すればいいか。これは仕事、プライベートを問いません。人生を生きていく上で「自分と関係のある人のすべて」を指しています。が、文脈をわかりやすくするために対象を「部下スタッフ」に限定します。

この時、よく出るのが「厳しく接するべきか、優しく接するべきか」とか「自分は強く言えない。甘くなってしまう」といった悩みです。が、この観点で考えているうちは迷宮に入ったまま出てこれないと思います。「厳しいか、優しいか」「強いか、甘いか」というのは自分側の問題だからです。自分の性格を変えるのは困難です。もちろん、対応が二者択一ということもありません。

必要なのは「相手を良くすること」であり「成果を最大化すること」です。まとめるなら「相手を良くして、成果を最大化すること」です。「相手を良くして、成果を最大化する」ときに厳しく言ったほうが良ければそうすればいいし、優しくしたほうがよければそうすればいい。基準は「自分の性格」ではなく「相手の結果」です。

ただし、「厳しく言ったほうがいい」と思ってそうしたら「相手がやる気を失ってしまった」では困ります。これは「成果を最大化した」かもしれませんが「相手を良くしたこと」にはなりません。逆も同じです。「優しく言ったほうがいい」と思ってそうしたらモチベーションは爆上がりしたけど「成果は出なかった」でも困ります。

FBL大学では繰り返しお伝えしていますが、リーダーの仕事は「成果の最大化」です。成果の対象は「売上利益、お客さま満足、人材育成、チーム強化」の4つです。これらを「相手を良くして、成果を最大化する」のが、リーダーの仕事です。しかし、一般的にこういったことはまったく指導されていません。だから「売上は上がったけど部下スタッフが全員辞めた」みたいなことが起こるのです。すべてはリーダー次第。これからもFBL大学やスモールジムを通じて、このようなことを厳しくも優しく伝えていきたいです。

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