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№6139:「経営者」は誰でもなれる。「リーダー」は誰でもなれない。

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、FBL大学の経営者三楽コースの中で「経営者、リーダーの醍醐味は何か」という問い立てがありました。これは私がチェックするものではなく、週1回、メンバーが順番に出題し、各自の考え方をシェアするものです。私もいちメンバーとして参加します。既に回答しましたが、提出後に思ったのが「そもそも経営者とリーダーは違う」ということです。そのことを本noteにアップします。

まず「経営者」。経営者には誰でもなれます。法人を設立すれば誰でも経営者です。会社を倒産させても、部下スタッフのマインドを崩壊させても経営者は経営者です。私は「経営者は自分で勝手になるもの」だと思っています。極めて簡単なことです。

一方の「リーダー」は違います。リーダーというのは文字通り、チームを牽引する存在です。言葉であり、行動であり、まわりの人たちからの「信」を得て、事業を成長させていく存在です。経営者が「自分でなるもの」であるのに対し「リーダーは周囲に認められるもの」だと思います。この違いは大きいです。

書いていて思ったのが「大相撲とプロレスの違い」です。良し悪しではなく大相撲は横綱というチャンピオンを審議委員が決めます。これは「自分で勝手になった」のとは違いますが、閉じられた空間の中で一部の人たちによって決められるという点で性質は似ています。

プロレスは違います。プロレスはファンがチャンピオンを決めます。ファンを熱狂させた人がチャンピオンになるのです。「プロレスのチャンピオン=良いリーダーである」などとは言いませんが「リーダーはまわりの人たちからの信用によって決まる」ということの説明にはなっていると思います。

会社をつくって、経営者になって、スタッフを雇用して。ここで求められる役割はリーダーです。。ビジョンを描き、スタッフを鼓舞し、変革を推進する、すなわち「リーダーシップ&マネジメント」の発揮がリーダーの役割責任です。

にもかかわらず、リーダーとしての役割を自覚することなく、経営者として采配を振るっている人が大半です。それがもっとも反映されるのが「スタッフの離脱」です。長くなるのでこのあたりで終わりにしますが、「経営者はリーダーでなければならない」「経営者とリーダーは一体でなければならない」ということだと思います。

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