№6172:社長は「自社の成長戦略」を考えることに時間を使え!
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、先日の「経営者が『手足』になってはいけない理由」の続きです。「手足にならない=やることがない」とか「暇になった」ということではありません。「時間に余裕ができた」ということは事実でしょうが、その時間を何に使うかが問われます。「手足にならない」ということは「脳に専念する」ということであり、それは「会社の成長戦略を考える」ということに他なりません。
自由になった時間でゴルフをやったり、遊んでいては話にならないということです。よく事業を任せて豪遊している社長がいます。あたかもそれが正しいかのようなことを言って。が、こんなことが通用するのは「強力な主従関係」が成立しているケースのみです。具体的には同族企業か、超ワンマン企業です。経営者の完全な支配下にある人が経営を継いでいて、その下に歯車となる従属社員が群れを成していない限り、こんなことが許容されるわけがありません。
少なくとも私は自分の会社の社長が遊び歩いていたら「そんなお金があるのなら、社員の給料を上げろ」と思うはずです。何よりもそんな行動を「羨ましい」とか「自分もそうなりたい」なんてこれっぽっちも思わないし、そもそもそんな人と行動をともにすることはあり得ません。もちろん「人生を楽しんでいる」のはOKです。「事業を成長させながら、その合間で遊んでいる」という事実が必要です。
とはいえ、どれだけ「会社の成長」を考えていても、実際に成長していなければ意味を成しません。経営者の重要な責任は「事業を存続させ続けること」です。経営者が油断すれば会社は傾きますから、遊んでいる暇などないはずです。では何故、事業は存続させなければいけないか。何故、自分の代で終わらせてはいけないのか。この続きは明日に記します。
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