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№6140:リーダーなら「管理」という考え方を今すぐ捨てろ!

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、昨日は「経営者とリーダーは別物」ということを書きました。「経営者は誰でもなれるが、リーダーは誰でもなれない」「経営者は自分で勝手になるもので、リーダーはまわりから認められてなるもの」だと。

この時、「リーダーではない経営者」がよく使う言葉が「管理」です。「数字を管理する」「部下スタッフを管理する」といった感じで。「役職者の仕事は管理である」と言う人もいます。私はリーダーが「管理」と言い出したら終わりだと思っています。優秀な人で「管理されたい」なんて思っている人はいません。なので「管理」を強化すればするほど優秀な人から辞めていきます。結果、「残るはヒラメ社員のみ」となります。

それよりも何よりも私が「管理」という概念を嫌うのは完全に「上から下」の言葉だからです。数字も部下スタッフも「管理」するものではありません。「創出」するものであり「育成」するものです。そのためにチームに明確な方向性を与え、そのプロセスを鼓舞していく。そしてチーム全員で目的目標を達成する。これがリーダーの仕事です。

この「プロセスの鼓舞」を文脈上「プロセスを管理する」と表現するのはよいと思います。そこまでヒステリックにこだわっているわけではないので。もちろん、そのプロセスで合う人、合わない人は出てきます。この見極めをするのもリーダーの重要な仕事です。というか、私は「人材の見極め」「人材の登用」こそがリーダーの最大の仕事だと思っているくらいです。何故なら「結果を出すのは人」だからです。

話は戻って・・リーダーの重要な役割は理念に賛同してくれた人たちに良い影響を与えること、動機づけること、エネルギーを与えること、励ますこと、元気づけること、勇気づけることなどです。英語にするなら「インスパイア」とか「エンカレッジ」という概念だと思います。「管理」という考え方は今すぐ捨てるべきだと思います。

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