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№6176:「夏休み」より「自由な休み方」を

こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。

さて、お盆も終わったわけですが、この前後で多くの社会人が「夏休み」を取得したことと思います。この「夏休み」というのが結構不思議な存在だなと思っていまして。そもそも「夏休み」というのは子どものためにある制度ではないかと。大人(社会人)は30日も40日も休めませんしね。簡易に調べてみると「夏休みは、子どもたちが農作業を手伝うために設けられたもの」ということでした。正確かどうかはわかりませんが。。

で、日本はこの時期にお盆があります。なので、ちょうどいいから「子どもの夏休み」に合わせて、親を筆頭とした大人が数少ない休みをとる。これが「大人の夏休み」です。ここぞとばかりに田舎へ帰省する必要があるので、高速道路が50km渋滞しようが何が何でも帰省する。冷静に見れば異常な光景です。通勤時の満員電車然り、私は「みんなして同じ時間(時期)に同じ行動をすること」が疑問で仕方ありません。

「子どもの夏休み」の過ごし方は大きく変わっています。昭和の時代は「母親が家にいる」のが一般的でした。しかし、現在は共働き世帯が増えて親が自宅にいないため、子どもは学童保育やサマースクールに通うことが一般的になっています。また、デジタルデバイスの普及により、子どもたちの遊び方が変化しています。かつては「子どもは外で遊ぶもの」でしたが、現在はゲームやスマートフォンを使った娯楽が主流となり「子どもは家の中で遊ぶもの」になっています。

これだけ世の中が大きく変わったのに「(夏休みに限らない)大人の休み方」はほとんど変わっていません。私は一貫して言っていますが「休みというのは自分の意志で取得するもの」であって「会社に与えられるもの」でも「世の中の動きに合わせるもの」でもありません。「休みたいときに好きなだけ休む。働きたいときに好きなだけ働く」。社会人はこのマインドセットが必須です。今は令和の時代です。戦後まもなくに制定された労働基準法で働く必要など1%もないでしょう。

昨今は長期休暇を(嫌々)推進する企業も増えており「会社の制度で10日間休んでいます」なんていう話も聞きますが、私から見れば「会社の命令に従っていること」に変わりありません。仕事だけでなく休みまで指示されるのかという話です。最後に一言。「休むこと」が重要なのではありません。「働くも休むも自分の意志で決めること」が重要なのです。自分の意志で365日働くならそれは自由だし、会社の命令で年間150日休んでもそれは不自由だということです。

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