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№5569:「美しさ」とは「調和」であり「生き方」だと思う

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、日曜はできるだけ今週の振り返りを。

と言っても、それっぽいことを8日(木)に記してしまったので別の話題で。

ここ最近(数年)はいろいろあって各種SNSをよく見るのですが、私が「うえっ・・」と感じるのが「若さ自慢」をしている人です。

もっと言えば「年齢自慢」ですかね。

そういう人は明らかに「私は60歳なんですが、50歳に見えますよね」的なアピールをしています。

そこから「私みたいになりましょう」「私みたいになるにはどうしたらいいか」的な商品でありPRにつながっていきます。

なんか「かわいそうな人だな~」と思います。

そう思う理由は大きく2つあって、1つは「自分で言うことではないから」です。

例えば、私が日本人女性で最も美しいと感じる吉永小百合さん。

驚くべきことに御年77歳ですが「私は20歳くらい若く見えますよね」なんて言いません(言うわけがない)。

そんなことを言うのは「美意識」に欠けます。

はっきり言えば「下品」ですね。

年齢自慢、外見自慢をしている人は「自分の美」をアピールしているのに、実は「美意識に欠ける(下品)」。

大いに矛盾しています。

これが「うえっ・・」と感じる大きな理由です。

もう1つの理由は「外面の美しさは内面の美しさから生まれるから」です。

「論語」ではこれを「文質頻頻」といいます。

「内面と外面が美しく調和している様」という意味です。

「年齢自慢」「外見自慢」をしている人は明らかに「我の強さ」が出ています。

ここに調和はありません。

では内面がどこに反映されるかというと「日常の活動」です。

それは「どれだけ利他的な活動をしているか」ということです。

「美しさ」とは「調和」であり「生き方」だと思います。

見られ方など「年相応」で構わない。

自然だって「ありのまま」がもっとも美しい。

どうせいつか老いて亡くなるんだから「年齢自慢」「外見自慢」など、いかにムダなことかと思います。

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