読書が必要だと考えている理由
以前にもブログに書いていますが、読書は今後どんな人でもその人を豊かにするツールであると考えています。
では具体的に読書にて得られることはなんなのか。
より効果を出すために効率の良い読書方法はどのような方法なのか。
前回オンライン勉強会で話をしたので、スライドを使いながら読書が必要だと考えている理由を説明していければと思います。
1、情報量、速度が変わり、情報処理能力がアップする。
情報量に関してはインターネットが普及してから飛躍的に増大しており、一説では現代の一日の情報量は、中世の人が一生で受け取る情報量と一緒だといわれています。
さらに昨今のコロナにより、インターネットの通信量は約50%程度増加しており、今後も一日に私たちが受け取る情報量は増加しています。
しかし受け取る情報量が増加している一方で、私たちの生活が豊となっているかと言われると、一概にそうとは言えないと感じています。
確かに情報量や物は増えて豊かになりましたが、実際に生活や人生の質がよくなったかと言ったらそう入ったわけではない。
社会問題は依然として多く残っているし、インターネットによる誹謗中傷といった新たな問題も生じている。
さらに情報が増えてきたことにより、フェイクニュースやマーケティング目的、情報の政治利用といった問題が増加しており、結果情報の正確性が低下し、情報の何を信じたらいいのかがわかりにくくなっている時代になってきていると考えられます。
そのため、私たちに必要なのは、情報量に慣れ、その情報が質のいい情報なのか悪い情報なのかを判断する能力が必要になると考えます。
そのような情報処理能力を向上する方法としては情報に慣れることが一番大事であり、その手段として、ある一つのテーマが書いてある書籍を読んでいくことが有用だと考えています。
2、アウトプットが変わり、思考、行動が変わる
僕らは自分の思考の偏りになかなか気づけません。
自分の思考はこれまで生きてきた価値観で形成されており、その価値観の偏りに気付くためにはメタ認知、第三者の視線を介する必要があります。
自分の価値観にない事に気づきを得る事で、新しい思考や行動を起こす事ができます。
新しい価値観に気付く方法としては、上司やメンターにコーチングしてもらう事も大事だと思いますが、読書も同じぐらい気づきを得られやすいツールだと考えています。
本というのは、著者の考え方や価値観がその一冊に濃縮されている物で、またその分野のスペシャリストの考え方を知る事ができます。
そういった情報を知る事で自分の価値観が変化し、結果思考や行動が変化する。行動が変化すると自分の生活も変化していくので、結果的に自分の生き方が変わって行くと考えています。
これからの時代に必要なスキル
情報が必要以上に増加し、何が正解か分からなくなってしまっている世の中。
そんな時代に必要な能力は、「情報に振り回されずにうまく活用し、自分で考えて動く」能力が必要だと考えています。
そのためにも、読書というのは、情報処理能力を高め、自分の考えを作り行動を起こすために非常に使えるツールであると考えています。
長くなりましたが、現在自分が考えている読書のメリットでした。
次回はより質の高い読書をするためのポイントを記載してみたいと思います。
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