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コミュニティを作る

子どもの頃の僕は、運動ができなくて、周りに馴染むのが苦手な子どもでした。そのせいなのかはわからないですが、今思い出してみると、小学校に行くのもしんどい時期もあったなと感じていま


自分が覚えているのは小学校2年生の時。親に買ってもらった好きな絵本に同級生数人が笑いながら落書きしているのを見て、とても辛かったのを覚えています。


そういった経験があって、「弱いところ見せたらダメだ!」と子どもながらに思ったのでしょう。何か言われるとすぐに攻撃したり言葉で言い返したりと暴力的な面が強くなる様になりました。そうして自分を守ろうとしていたのだと思います。


周りの子どもは無自覚だったのかもしれません。でも自分が子どもの頃に傷ついた経験って中々忘れられるものではありません。


ただ、僕の場合、そこで友達を作るのを諦めたり、自分の殻に閉じこもったりはしなかったみたいです。


今思い返すとこんな事してたのと驚いたのですが、自分から周りに溶け込む事が苦手だったので、なら自分が遊びを作って周りを巻き込めばいいと考えたのでしょう。自分で遊びを考案する事を無意識にする様になっていました。


運動は相変わらず苦手だったので、カードゲームやボードゲームを自作してみんなで一緒にやる様になりました。また学校で流行っていない遊びで自分が興味を持ったものがあれば、学校に持ち込んで、クラスや学年に流行る様に遊んだりしていました。


そのお陰なのか、僕の作った遊びに興味を持った子が友達になってくれる様になったりしてくれる様になり、そのお陰で本格的には引きこもらずに過ごす事ができる様になりました。


そしてその経験は大人になった今でも生きていると実感します。例えば勉強会団体を立ち上げたり、そこで受講生の繋がりを作って定期的に勉強会を開催したり遊びにいったり… 。自分から既存のつながりに入るのは苦手だけど新しい環境を作って子ども同士の繋がりを作っていけば僕の様に周りに仲間を作れずにいる子どもたちの力になる事ができるのはないだろうか。



僕の今持っている運動を通して子どもたちがコミュニティーを作れる場を作る事を作りたい。僕の現在考えている最終目標です。

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