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グランアレグリア〜万全と言えるのか?

ノーザンファーム天栄で調整中に、息遣いに違和感が生じて喉の状態を確認したところ、喉頭蓋エントラップメントの症状が判明

8月12日に軟口蓋を切開し、喉頭蓋を開放する手術を行った。手術自体は短時間で行う簡単なものの様で、経過も良好だった様で、翌週あたりには乗り運動を再開したと。

この記事を見た時に、古い話しだがシーキングザパールが3歳のローズSで、桜花賞馬キョウエイマーチと激突した際に喉頭蓋エントラップメントを発症しラスト400mをほぼ無呼吸状態で走り、3着に破れた記憶が蘇った。

グランアレグリアは手術によって完治したかと思われるが、競走馬にとっては簡単な手術でも全身麻酔となり少なからず影響は残る。

また喉の病気だと競走距離が延長される事は、マイナスにしか働かない。2000mは現状では長いのでは?

 1週前追い切りが20日行われたが、美浦ウッドでゼノヴァース(古馬3勝クラス)を追走し、あっさりと2馬身先着。
6ハロン81秒7-12秒3と、調教ではパフォーマンスに影響はなさそう?

ルメール騎手も「元気が良さそう。今日一番確認したかったのは息遣い。普通だったから安心した。」と。

しかし、全力で走るレースではどうだろうか?

この馬のベストの距離は1400〜1600mであり、1ターンの府中2000mなら走れる可能性は高いが、牝馬だけに2000mの天皇賞を勝ったとしても繁殖としての価値は上がらない。種牡馬とは違う。

今回は、チャレンジングな部分が多々ある様だ。

化け物級の力を持ってはいるが、厳しい戦いが待っているのでは?
応援はしたいが、、、

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