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2023年11月11日(土)京都8R京都JS(J-G3)

暮れの大一番、中山大障害前の最後の重賞。
ここから本番に進んでくる馬もいそうで楽しみな一戦。
金曜日が終日の雨だった影響で道悪での開催が濃厚。道悪適性の有無が如実に出そうなメンバー構成なだけに直前の馬場状態はしっかりと見極めたい。

パドックメモ

アサクサゲンキ-テーオーコンドル
ナギサ-リバーシブルレーン

◎5ダイシンクローバー

高田Jは復帰Vなるか

春の京都HJを制した実績馬で京都適性についてはいまさら不問。
今回は昨年の秋陽JS以来の高田潤Jとのコンビ再結成。

前走は5か月ぶりの出走で身体の出来が明らかに途上に映った。叩いてパフォーマンスを上げるタイプなだけにひと叩きされたここは楽しみが大きい。

スピード競馬にやや不安を残していたという意味では前日の降雨は恵みの雨。

持ち前の操縦性の高さと飛越の上手さを発揮すれば十分に勝ち負けを狙える存在。

2年前の11月15日(日)福島5R
高田潤Jが、くも膜下出血で休養してから約1ヶ月後の復帰初戦でジンゴイストを勝利に導きいきなり結果を出した。
あの時のガッツポーズが忘れられない。
今回奇しくもあの時と同じエリザベス女王杯週での復帰。
そして明日は盟友熊沢Jの引退式当日。

熊沢Jの前で無様なレースは出来ない。

高田潤Jの男気発動にも期待して本命。

○6マイネルヴァッサー

苦手の順回りコースを克服できるか…

圧倒的な飛越力が最大の武器。
順回りコースより襷掛けコース向きな面は否めないが今回は飛越数の多い京都コースでの開催。飛越でアドバンテージを見込めるここなら順回りでもこなせるはず。

前走から斤量が3kg減となる点も歓迎材料。
ここまで戦ってきたメンバーレベルはここでも胸を張れるものでここはしっかり形は整えてくるはず。

▲2ナギサ

ダッシュ力の高さはここでも抜けた存在

気分良く逃げることが出来ればとにかく粘り強い。
道悪よりはスピードを発揮できる良馬場での開催が良かったはずだが、固定障害コースならあまり馬場が荒れていることはなく、走りやすい馬場だと信じて…

2番枠という絶好枠かつ両サイドの馬はあまりゲートが速くないということを考えるとすんなりハナを切れる可能性が高い。

逃げた時のしぶとさを買って3番手評価。

△8ポルタフォリオ

寒くなってきたのはこの馬には追い風

春の京都HJで3着。飛越は無難にこなすタイプで新潟→京都へのコース替わりは歓迎。

夏場がダメなタイプで季節が進んできた点は間違いなくプラス。
ハーツクライ産駒らしく叩いて状態を上げてくるタイプでここは期待したい。

✕11エコロデュエル

未勝利戦の時計は特筆

前走は大敗したが京都での未勝利戦はハイパフォーマンスだった。

前走はパドックでの見映え自体は良かったが発汗がかなり目立った。
クラリネットの子らしくカッとなってしまうと制御が効かない危険性をはらんでいて当日のテンションはしっかりと確認しておきたいところ。

心のコントロールが出来ているならパフォーマンスは必ず上げてくる。

道悪馬場でスタミナを要するバテ合いの展開となれば前々走にめちゃくちゃだったレース展開を制した経験が活きてくるはず。

直前気配次第では評価を大きく上げたい存在。

紐①4メイショウハチク

確実な先行力は武器

場所を問わない近走の安定感は大きな武器。
前走で京都コースを経験しているのはアドバンテージ。
前走はプラス14kgの数字通りやや太めだった。そこがしっかりと絞れてくればさらに前進が期待できる。

紐②3マイネルレオーネ

休み明けで息が出来ているか…

小さな巨人の復帰初戦。
J-G1で2度の3着の実績はここでも大威張りできる。
今回は屈腱炎明け初戦なだけに状態面は鍵になる。
元気いっぱいのようであとは息が持つか。
内枠を引いて難波Jというのは不気味。

紐③7テーオーコンドル

ダッシュ力と飛越力は非凡

10番人気で未勝利を突破した前走。
フロック視されているがゲートからのダッシュ力と飛越力は明らかに10番人気のものでなかった。
ここでも見劣らない可能性すらある。

ただし、平地未勝利の4歳馬で体力的にはまだまだ未熟。
その状態で水分を含んだタフ馬場は些か不安。水分が抜けて軽い馬場になればチャンスは膨らむ。

買い目

3連複フォーメーション
5.6-5.6.2.8.11-5.6.2.8.11.4.3.7

馬連流し
11-5.6.2.8.4.3.7

あとは直前気配で判断。

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