奇跡の始まり


友人 

仕事 

バンド


全てを失って
僕は毎日アルバイト情報誌を片手に
ギターを弾いてました。


そんな絶望的な日々の中


一本の電話が。



出てみると
面識はないけど
同じ高校の子からでした。


揉め事かなって思っていたら


「ギター上手いんでしょ?バンドやらない?」


そんな思ってもない連絡でした。


彼とは同じ高校で
金髪の髪の毛をいつも逆立てている
安定の柄悪目の子でした(笑)




すぐ仲良くなって彼と毎日遊ぶように
そしてメンバーをどう揃えたか覚えてないですが



ボーカルは同じ高校の彼
ギターは僕。


Bassは今でも 
マイフォの応援をしてくれる友人

ドラムは僕がインディーズのCDを
買いに行っていた中古CD屋さんの先輩


この編成でZI:KILLのコピーバンドを

名前は誰がつけたか!?
「氷華」と初めてバンド名がつきました(笑)


以前のバンドよりメンバーが
パワーアップして楽しかったな。


あと初めての耳コピも経験しました。
確か華麗って曲だったと思います。



本拠地はビックウェーブからキャスパーへ
(随分長いことお世話になってますな(笑))




同時期に
岐阜で有名だったNさんって方がいまして


この方も
いつも髪の毛立ってて
メイクしてて
なんてド派手な方がいました。


ちなみにその方のバンドに
SHUN.がBassで後に入る事になりますが(笑)



そのNさんがバンドマン系の服屋さんを始めまして
同じ年くらいの奴らの溜まり場になっていました。


僕も毎日行ってましたね。


夜は夜で毎晩その辺りに遊びに行ってましたが
今考えるとかなり治安悪かったですね(笑)



そこでは漫画のような世界が
毎夜毎夜起きて
本当色んな人とも出会いました。


自分の人格形成という面でも
影響はあったと思います。


でも

僕には夢があって良かったです。



一つ道を間違えたら
あまり良くない道に行ってたかもしれません。




そんな血気盛んな時代だった事もあり
沢山の友人の死もありました。


そういう出来事を通して
バイクに乗るのやめちゃいましたね。


そして

このままじゃダメだなって

思い始めた頃


ボーカルの彼と
生きていく方向性が違ってきてて
疎遠に。。。



そんな時にまた新たな奇跡が
その溜まり場で起こりました。










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