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【なぜ投資のプロはサルに負けるのか?】藤沢

まず、投資のセミナーの講師、プロのファンドマネージャー、不動産屋はなぜ他人に教える必要があるのか?分かりそうで分からない摩訶不思議な疑問を一緒に紐解いていこう。
恋愛工学でお馴染みの藤沢数希著なのは、更に興味がそそる内容となっている。

例えば生命保険。もし死んだ時に、数千万も払ってないのに数千万円をもらえるなんて、こんな美味しい事はありません。いわば宝くじと同じで、運がいい人(生命保険の場合は不謹慎だが)が良い配当が手に入る。宝くじの還元率は50%なのに対し、生命保険の還元率がどのぐらいになるか非常に興味深い。じゃないと生命保険会社は絶対儲かる事はないし、CMをバンバン打てる筈がないのだ。ただ、経済的に豊かではない家庭、万が一怪我や病気で働けなくなったは場合に備えてかけるのは良い事かなと個人的にも思う。
マイホームに関しては、変動性が高く地価が上がる見通しが立たない都内(分かる所は業者が買いあさっているが…)には手を出すのはやめた方がよいかもしれない。
所有のリスクに一喜一憂するのも、せっかく買った家なのにもったいない気がする。

まあ、ギャンブルはロマンを、保険や家を買うというのは安心を買うと思えば、良いのかもしれないが。全員がファイナンスリテラシーを持ち合わせていたら、確実に経済は破綻を免れない。

一番いい方法は、投資をしないというのは著者に同意だ。期待リターンは5%といのは、100万投資をしても儲かって5万程度。今現在就職をすれば300万程の年収は確実に確保できる。300万を稼ぐとなると、6000万の投資が必要になってくるのだ!

低リスクのインデックスファウンド等の活用方法など記載されているが、まだまだ読み込み必要があるので、ここでは割愛しよう。

以上、夏休みで更新が遅れてしまったが、引き続きアップしていきます。






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