【子宮体がん記録⑲】 手術日 手術直後から


全身麻酔で手術中のことはまったく覚えていません どのくらい眠っていたのか感覚もありません 名前を何度か呼ばれて目を覚ますと「終わりましたよ」と声をかけられ よかったと思いながらまた目を閉じたらまた名前を何度か呼ばれて寝ないようにしないといけない時なんだなと思いました
ストレッチャーのベッドに滑り移ったあと
次に目を覚ましたのは病室でした
夫に何時間くらいかかった?と聞いたら 14時10分からで病室に戻ったのが18時10分だから4時間弱だな という返事でした 

目は醒めましたが酸素マスクと心電図などの計器類と点滴と尿管等ついていて身動きが取れませんでした ただ動けなかっただけなのかもしれません
痛みはほとんど気になりませんでした
それよりも術後の夜一番つらかったのは酸素吸入で口の中が乾ききってしまって 血痰がでてしまってなかなか止まらないことでした
枕元にティッシュケースとトレイを置いてもらって何度も自分で血痰をとりました
検温時に熱が少しだけ上がった時があったように記憶しています 痛い時や息苦しさを感じる時はいつでもナースコールを押してくださいといわれてナースコールを手の触れるところにおいていましたが 一度もナースコールを押すことがありませんでした それほど朦朧としていたのかもしれません 
でも看護婦さんが夜中も何度か来て手術の傷口を確認したり 外れてしまった心電図をつけ直したり 来てくださっているのがわかりました 痛み止めの薬を入れましょうか と
入れてもらったら 口の乾きがつらいのも忘れてすぐに眠れたようで いつのまにか朝でした

※内容とは関係ないことですが 囲み数字の19だけが どうしてもフォントが変わってしまう不思議がこの時代にあることを知りました 

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