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【職務経歴書】スキル・経験に自信がなくても〇〇を3つに絞ればOK!

職務経歴書のアピール方法がわからない・・・
そんな風に悩んでいませんか?

<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
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今回の記事では、転職する際に必ず作成する書類「職務経歴書」について。元転職エージェントだった私が数多くの方の職務経歴書を添削してきた経験からライバルと差別化して、アピールできる書き方をお伝えします。

この記事を読んでいただければ、自己分析も簡単にできて「どこをどうアピールすれば良いか?」がハッキリします。
そして職歴が多くても関係なく確実にアピールする書類作りのコツが掴めます。

<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α


【こんな方におすすめオススメ】
職務経歴書を作るのに時間がかかってしまう
・自分の経歴のどこをアピールすればいいかわからない
・職歴が多くなって枚数が多くなってしまうのが不安に感じる


【職務経歴書】スキル・経験に自信がなくても〇〇を3つに絞ればOK!

■職務経歴書は「過去・現在・未来」に分ける

転職活動で必ず提出を求められる書類「職務経歴書」
履歴書はなんとなく書けるけれど職務経歴書は苦手!という方も多いはずです。

履歴書の書き方のポイントについては下記の記事をご参照ください。
<関連記事>
【履歴書】文字を揃えると人事が注目!5つの方法で手書きサヨナラ 


実際にビズヒッツ社
「職務経歴書の作成に苦労しましたか?」
と500人の社会人に質問・調査したところ下記のような結果がでました。

出典:PR TIMES「職務経歴書の作成でくるした項目ランキング」


実に8割近くの方が「苦労した」と答えています。

そんな苦労しがちな職務経歴書ですが私自身も
多くの方の職務経歴書を添削してきて
・私自身も5回の転職活動の経験を通して

「コツ」さえ掴めば苦手意識のあった人でも全く苦にならないテクニック
これを見つけました。

今までと向き合い方を変えて「もっとシンプルに」考えてみましょう。
採用する側は職務経歴書のどこを見ているでしょう?

大まかには下記の「あなたに関する3点」です

<この3カテゴリだけ>
過去:今までの仕事内容と実績・工夫・努力
・現在:過去の経験業務から今身についていること
・未来:それが候補先の仕事にどう貢献できるのか

これらを
在籍した各会社での職務内容に当てはめて
・具体的な数字を当てはめて記載していく
という流れだけなんです。


■過去・現在・未来の「得意」と「ニーズ」のマッチ作業

募集企業・職種には「求められること」ってありますよね?

経験してきたことが「御社ではこう活かせて貢献できますよ」という書き方をする。

シンプルにこれだけなんです。

私が転職エージェント時代、面接を受ける方への事前対策として「想定質問集」を使って確認をするとき。

面接では緊張するかもしれませんが結局は・・・
質問は「あなたの過去・現在・未来についてしか聞かれない」と伝えていました。

ポイントを絞ることで「3つのうちのどこを聞いているのか?」これが瞬間的に分かるようになります。

職務経歴書も面接も考え方は同じなんです。
書類か?対面か?で考えるから別物と捉えがちですが、
相手が知りたいことというのは「過去・現在・未来」これだけです。


■過去・現在・未来の具体的な書き方

具体的な3つのポイントでの書き方の例はこんな感じです。

<具体例>
過去:これまでに「○○の仕事」で「△△という工夫」で「●●という実績」を出すことができた
・現在:それらの経験を積んで「■■という強み」がある
・未来:今後はこの実績が「御社業務の□□という点に活かす」ことができる

事前にそれぞれの部分を整理して書き出すか、メモツールなどに記録しておきましょう。
自分の強みがわかって、どうアピールしたいのかがハッキリするはずです。

経験の全てを書き記す必要はありません。これが見える化されているだけで苦手な職務経歴書の作成がサクサク進みます。

そして過去・現在・未来を整理した上で職務経歴書を作成する。
この時に・・・「ちょっとした工夫」をするだけで「面接での質問」を誘導することもできます。

次の項目では、このアピール方法を使って面接の場面で「質問を誘導する」作成時のテクニックを解説します。


職務経歴書でのアピール方法は「面接の質問」をも誘導できる!

■苦手に思うのは「項目の多さ」に原因

学歴と職歴の概略だけを書く履歴書よりも、仕事について細かく書く職務経歴書。
あなたはどの部分に一番苦労していますか?

こちらも先程のアンケート調査での結果があります。

出典:PR TIMES「職務経歴書の作成で苦労した項目ランキング」

似たような項目もありますが・・・
「自己PR」
「職務要約」
「志望動機」

この3つは内容は同じでOKです。

「職務要約」とは職務経歴書の冒頭部分に「略して書く」ものです。
前項の「過去・現在・未来」の書き方例をそのまま書き、「未来」の部分を志望動機に繋げれば完成です。

「自己PR」は職務経歴書の最後に書くものです。
その際には「職務要約」をもう少し詳しく、ボリュームを増やして書けば統一性が生まれます。


■職務経歴書で面接の質問が誘導出来るワケ

さて、ここで冒頭にお話しした「面接時の質問を誘導できる理由」についてです。

私自身も5回の転職で何百という面接を経験してきました。
そして職務経歴書での「強弱」の付け方次第で、面接する側が食いつくポイントを意図的に作ることを発見したんです。

わかりやすく言い換えると・・・
前項での「過去」で出した実績で行った「工夫・努力」の部分。
ここを、太字やマーカーを引くことで目を引かせる「ハイライト効果」です。

自然と目につくので、「ここを面接でもっと聞いてみたい」と面接をする側の心理に働きかけるわけです。
私も自分の転職時も、転職エージェントとして添削をする時もこの方法を用いていました。

「ここを面接で聞いて欲しい」と思う事は太字やアンダーラインで目立たせましょう。
これらが「過去・現在・未来」にシンプルに分ける最大の理由です。

意外とできていない人が多くて、経験の全てをぎっしり書いてしまいがちです。

「面接を受けている企業の仕事に活きること」
ここが相手にハッキリと分かればその職務経歴書は「正解」になるわけです。

次の項目では、ここまでの内容を踏まえて「アピールできる職務経歴書」を作る際の注意ポイントを解説します。


職務経歴書でアピールする方法< 転職回数が多い場合編 >

< 作成時の3つのポイント >

  1. 自信のある経歴にはボリュームを

  2. 枚数はどんなに多くても3枚以内

  3. 自分で読んでみて採用側の心理を予測


順に解説しますね。

1.自信のある経歴にはボリュームを

転職が初めて、または2回目くらいならできるだけ細かく多く書くことができます。

しかし、5回6回となると書かなければいけない職歴が多く、それだけで拒絶感が出ちゃうことありますよね。

基本はここまで書いた通り、数々の職歴の中で

  • 「どこの会社での経験が一番自信を持っているか?」

  • 「受けようとする企業の業務に関連しているのはどこか?」

ここをまずはっきりさせましょう。

そしてそれ以外の企業は簡素にまとめます。

自信があって活かせる「中心的な経験を積んだ企業」での業務内容や実績に注力です。

  • ハイライトする「過去」をどこにするのか

  • そこと応募先の仕事との共通点を強調する

これによってあなたの強みがどこなのか?がフォーカスされます。
ここで大部分が決まります。


2.枚数はどんなに多くても3枚以内

注意すべきは、どこの経験も同じボリュームで書こうとして「枚数が多くなる」ことです。

<職務経歴書の構成>
1枚目:冒頭の「職歴概略」+「直近の職歴」
・2枚目:「ハイライトしたい職歴とその他の職歴」
・3枚目:保有資格+自己PR(冒頭の参考記事で書き方を参照)
3枚がベストです。

それ以上は読まれないと思ってください。
職歴が多い場合は2枚目と3枚目の半分を使って、残りで資格と自己PRを書きましょう。


3.自分で読んでみて採用側の心理を予測

丁寧に全部書くことは誠実なことです。

でも、人事側の思考から言えば「まとまりがなくて、どこが強みかわからない」につながる可能性がとても大きくなります。

一度全てに目を通してみてください。

  • 自分以外の他人が読んでも理解できるか

  • 途中で読むのが嫌になってしまわないか

  • どこが押すポイントかが分かるようになっているか

この3点を「読む側の立場」になって心理を予測してみましょう。

自分が自慢できる部分を評価して内定が獲得できたら。
内定した時と同じか、それ以上のモチベーションで入社後に仕事ができることを断言することができます。

ーー

こういったテクニックをプロの転職エージェントは無料で教えてくれます。まだまだブラッシュアップの伸びしろがあるはずなので使わないと本当に損です。

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「職務経歴書でアピールする方法」を知って成功した未来

何にでも「コツ」は必ずあります。
そしてそこに共感してくれる企業が必ずあります。

1社目で共感を得ることもあれば、何社もかけて得る場合もあるでしょう。決して焦らず、1社の内定で妥協することなく「社風の見極め」を大切にして決めてくださいね。

そうして納得した上で入社を決める事ができたらあなたにどんな未来が待っているでしょうか?

【 あなたに待っている未来 】
「採用側の心理」を理解した書類が作れる
・面接での質問の大半が「想定内の範囲」になる
・面接の場で自分自分を「正しくアピール」できる
・あなたが経験で「最も得意な部分」を評価した採用
・過去を無駄にせず「スキル」を活かしてイキイキと働ける
・心にゆとりが生まれてオフでもチャレンジしたい事が見つかる
・公私共に充実して豊かな人生になる


「職務経歴書」って言う独特なネーミング「なんかわからないけど苦手意識」みたいな感じになっちゃってるだけなんですよね。

でもポイントを知ってコツを掴めば書くこと、書かなきゃいけないことがハッキリとフォーカスされます。
そしてあれだけ苦手だった職務経歴書が「他者と差別化できる強力なツール」になります。

また、転職のプロ「エージェント」を利用して・・・
自分では見つけられない「あなたのアピールポイント」を見つけてもらうのもオススメポイントです。

私もエージェントでしたので、もったいない!と思う職務経歴書を数多く見てきました、
私の方から加筆してご本人に確認をとっていましたが、100%「自分じゃ気づかなかったです!」と言う返答で拒否された事は1度もありませんでした。

中々自分では気づくことってできないところに「あなたの良さ」が隠れている場合が多いです!

【 エージェントを使うメリット 】

  • 人気で殺到するような非公開求人を教えてくれる

  • 書類作成や面接対策を企業担当に合わせて教えてくれる

  • 候補先企業の内情について熟知している

  • 聞きづらいことを代わりに交渉してくれる

  • 転職後もサポートしてくれる


これだけのメリットがあってしかも無料なので使わない方がもったいないので、ぜひいくつかのエージェントを同時に頼って多くの事前情報を仕入れて正しい決断に導いてください。

後ろの道は変えることはできませんが、前に道を作ることはできます。
エージェントとのタッグで希望する転職の実現を心から応援しています!

<参考記事>
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