【うつ病】人生の負け組じゃない!心身癒して貴重な経験を活かす
「うつ病は負け組なのか・・・?」
「うつ病になったら人生終わった気がする・・・」
今あなたはこんな心境に陥っていませんか?
<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアへのコラム寄稿依頼も頂いています。
◆ ブログ村、FC2ブログランク「転職」カテゴリ1位継続中。
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◆ 転職系メディア「GOOD JOBLOG」を運営
この記事では、もはや社会問題と言ってもおかしくないこの問題。
今まさにうつ病と闘っている方、うつかな?と思うような心の状態の方へ。
「うつ病は負け組なんかじゃない」というエールとともに解決法を贈ります。
この記事を読んで頂ければ、うつを経験することは、人生で大きな「財産」を手に入れることだとマインドチェンジして頂けます。
< 関連記事 >
HSP・うつ就職支援&相談【atGP ジョブトレ】隠さず安心の転職活動
< こんな方にオススメ >
◆ 仕事やプライベートでうつを患った
◆ 転職や仕事で失敗してうつになってしまった
◆ うつになったことが人生でマイナスだと思っている
【うつ病】人生の負け組じゃない!心身癒して貴重な経験を活かす
以前ネットニュースでうつ病になった39歳の男性が会社から退職勧奨を受けたと言うニュースを目にしました。
現代社会を象徴するような内容ですが、記事は単に「状況を伝えてる」だけで何も改善策は書いてありません。
ニュースなので仕方のないことですが、これではあまりにも頑張ってる人が報われません。
また厚生労働省は2023年の過労による労災請求が3,486人、労災と認定されたのが904人、そのうち4年連続で過去最となるの730人がうつ病などの「精神的な病気」だったと発表しています。
会社のために働いて
それが原因でうつ病を発症した
それなのに、うつ病とわかったら腫れ物に触るような対応は何の解決にもなりませんよね。
しかもそれが原因で本人が「自分は負け組なのか・・・」と思ってしまうのは負のスパイラルへと陥ってしまいます。
決してうつ病は負け組じゃない。
ましてや人生終わりでもない”第二のスタート”だ。
これを書いている私自身、過去にうつ病になり今も付き合っています。
むしろうつ病を経験できた事で勝ち組にだってなれる。
第2の誕生日を迎えることができたと、私の体験も含めて力を込めてお伝えしたいと思います。
そして、もし今転職活動をしていて、そのせいでうつになりそうな方は下記の記事を是非お目通しくださいね。
< 参考記事 >
【転職活動】うつになりそうなほど辛い!3つのストレス激減の進め方
■ うつ病は正当な「心の病」。その原因を企業側が探るべき
うつ病にかかってしまった社員の方が
解雇を恐れたり
周囲の目を気にしたり
そんな状況はおかしいです。
まず・・・
あなたは自分を責める必要は全くありません。
うつ病になった原因は仕事内容にあるのだから、本来は企業の方から積極的にその理由に耳を傾けて改善をしていくべき所です。
「社員は家族だ」ってよく聞きますけど、家族が病気になったからって看病せずに見捨てますか?見捨てないですよね?
前述の退職勧告をうけたという話では遠回しに勧めてくるなんて書かれています。
これに対して労働契約法では第16条で「解雇濫用権」が定められています。
出典:e-Gov法令検索
そもそも「正当な理由なく」社員を簡単に解雇することはできません。
このことからも・・・
企業が
「精神疾患に対する正しい知識」
「未然に防ぐメンタルケア体制」
これらを取らなければ、働き手はどんどん同じ状況になっていなくなってしまいます。
同時に働き手も仕事を失うことになって生活に影響が出て、家族を守っていくこともできなくなってしまいます
こんな状況でいったい誰が得するんでしょう?
■ 悲鳴をあげる心に逆らわず心身を安らげる
家族がいるから
子供がまだ小さいから
そう頑張ってしまって、完全なうつ状態になってしまい動けなくなっては本末転倒です。
その仕事でなければいけない理由がありますか?
おそらく頑張り屋さんなあなたは、どんな仕事でも一定の成果を上げることができる人だと思います。
あなたにあった働き方が必ずある。
うつ病になるには必ず心が抵抗している「原因となるもの」があったはずです。それを我慢してでも続けたい仕事でしょうか?
そして最大の要因は「症状を隠す」ことにあります。
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うつ病を「負け組」と切り捨てる社会に問題
私が最初の転職に失敗してうつ病を発症した時は、まだ周囲に打ち明けづらい社会環境でした。下記では私の発症当時のことを克明につづっています。
< 参考記事 >
転職失敗でうつ病に【同じ経験しました】自分を偽らず再転職を成功へ!
でも今はかなり認知度も高まってきて、心療内科へかかる人も増えてきているようです。
しかし、それでも企業単位でみるとまだまだ受けれ入れる体制ができていない現状が見えます。
■ 気軽に相談できる体制が整っていない
企業内でのストレスチェックや、その他健康に関する観察を行う「産業医」。
労働安全衛生規則によって以下のように従業員数によって設置が定められています。
< 産業医の設置基準 >
50人未満 ⇨ 規定なし
50人〜999人 ⇨ 1人(嘱託可)
1,000人〜3,000人 ⇨ 1人(専属)
3,001人以上 ⇨ 2人(専属)
あなたの会社は上記の内容をしっかり満たしていますか?
そもそも社内に産業医がいることを知らないなんていう人も多いはずです。
企業はこの体制を整えて、全員に周知する義務があります。
産業医の存在を知らないということは、そもそも企業側が周知義務を怠っている可能性がありますよね。
まずは、心に負担がかかった時にどこに相談すればいいのか?
まだうつ病になっていないのであれば、今のうちに相談場所を確認してくださいね。
■ 「予防」や「予測」をすることを企業が行なっていない
前項の産業医の規定で50名未満が規定なしなのは、恐らく規模が大きくないので社員間の距離が近く、状況が見渡しやすいことがあると思います。
事実、企業規模が大きくなればなるほど、一人一人の状況が把握しづらくなって、ちょっとした変化に気づけないことも多いと思います。
しかし産業医がいる・いないに関わらず・・・
企業には「予防」「予測」を徹底し、無理のない勤務環境を維持向上することが求められます。
2030年には「うつ病」が最も多い病気になると予測されています。
しかしながら、全てに気づくのも不可能に近いのが現状です。
ではどうすれば予防・予測ができるのか?
それはあなたが「声を上げること」です。
うつ病の原因から離れる。自分に合う働き方のできる所へ羽ばたく
1.うつ病を発症した原因から離れる
まず、あなたがうつ病を発症したのはどこなのでしょうか?
これを確認することから始めましょう。
現在の部署なのか?
異動先の部署なのか?
転職した先なのか?
仕事場以外の所なのか?
まずはうつ病を発症したと思われる場所から「離れる」ことが大切です。
すぐにできなくても職場なら担当者にその旨を申し出ること。
その際どう見られるかとか、評価が、とか余計なことは考えない。
症状を和らげることが何よりも先決で、あなたの心身が健康であることが大前提であるべきです。
健康ではない精神が「自分はダメだ」「負け組だ」と、かつての私のようにどんどんと負の方向へと考えを巡らせてしまいます。
2.うつ病を受け入れて理解して付き合ってみよう
日本のうつ病罹患者は約604万人。
わかっているだけでこの人数です。
潜在的な人も含めたら何倍もの数字でしょう。
自分は絶対にならないと思っている人でもなりうるもの。
自分の今の心情を素直に受け入れてみてください。
そこで泣きたくなったら一度思いっきり涙を流してください。
感情を思いっきり解放すること
辛い心境を隠さず話すこと
この2点を行うことがうつ病、抑うつ状態と付き合う第一歩なんです。
私もパニック起こして過呼吸になり母に連れられ心療内科で、そこまでの経緯を全て話していて知らずのうちに大号泣しました。
とてもスッキリしたのを覚えています。
ここで初めて自分の甘えではなく「病気なんだ」と受け入れることができたんです。
ですから一度、これまで押さえていた感情を思いっきり解放させてあげてください。
3.働き方を変えることで症状が改善することだってある!
心が悲鳴をあげているのを無視して心に鞭を打っても症状は悪化するだけです。
結果的に家族のことを考えて頑張りすぎて燃え尽きる前に、家族のために無理なく働き続けられる方に目を向けてみましょう。
うつ病と長く付き合ってきた私からしたら・・・
うつ病って人生を見つめ直すための「心のブレーキ」
そう思えるようになりました。
そう思えたら、うつ病を発症した部署、会社が今後長く働いて行ける場所なのか?
冷静に見つめ直してみましょう。
そのために有給休暇や休職期間を活用したらいいんです。
長い間の常識となっている・・・
「サラリーマン脳」が、多くの人が歩いているレールから外れることを「悪」と捉えてしまうのです。
もしも、見つめ直した結果、現職が合わないのであれば転職したっていいじゃないですか。
焦って原因となった職場へ戻ることで悪化させてしまうより全然いい!
ーー
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うつ病は負け組ではなく勝ち組になれるチャンスをくれる
少し力が入り長くなってしまいましたが、総じて言いたいことは1つ。
うつ病は決して負け組なんかではなく「豊かな人生」への転換点なんです。
今は辛い状況かもしれません。
でも前述の通り、受け入れて、理解して、付き合うことができたら。
頑張りすぎた時に心がブレーキランプを灯してくれます。
そんな時はちょっとくらい手を休めても世界は回ります。
私たちって「幸せになるため」に生まれてきたんですからその権利があります。
世界一貧しい大統領といわれた前アルゼンチン大統領のホセ・ムヒカ氏の言葉です。
あなたの人生が実りある美しい笑顔に溢れたものになるよう私も応援し続けます。
あなたの人生、永遠にあなたが主役です。
<参考記事>
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