【転職エージェント】面談で嘘ついて大丈夫?隠し事が希望を遠ざけます
「転職エージェントに本当のこと伝えたら相手にされなそう・・・」
「恥ずかしいから嘘でも前向きに言っておこうかな・・・」
転職エージェントの利用でこんな風に悩んでいませんか?
<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアへのコラム寄稿依頼も頂いています。
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◆ 転職系メディア「GOOD JOBLOG」を運営
この記事では、転職エージェントに登録後の初回ヒアリング。
転職理由や経歴などで恥ずかしくて「嘘」をついてしまうこと。
これによるデメリットとオープンに話すことのメリットを解説します。
この記事を読んでいただければ、隠し事の必要なく希望する環境を「引き寄せる」ことができます
< こんな方にオススメ >
◆ 自分の職歴に自信がない
◆ 面談で職歴を盛るべきか悩んでいる
◆ 正直に経歴を伝えたら相手にされないと思っている
<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
【転職エージェント】面談で嘘ついて大丈夫?隠し事が希望を遠ざけます
■ 転職理由に「嘘の前向きさ」はいらない
転職活動を始める方はそれぞれに「転職理由」があると思います。
転職エージェントと初回のヒアリングをするときに
対人関係での退職理由
会社が合わない退職理由
楽しくないという転職理由
転職回数が多くなった職歴
こう言ったことを隠したくなる。
恥ずかしい部分は見せたくないという心理は誰にでもありますよね?
転職大手のエンジャパンが行った1万人へのアンケート。
「退職のきっかけ」のリアルは「現状を抜け出すこと」が圧倒的だというのが読み取れます。
みんながカッコいい理由で転職するわけではありません。
■ 転職エージェント利用で「嘘」は一番邪魔なもの
転職エージェントを利用しての転職活動。
登録後に最初に行うヒアリングの際、これだけは覚えておいてください。
転職エージェントとのヒアリングでは
「正確な転職理由」
「転職への正直な思い」
ここを包み隠さず伝えてください。
ここで嘘をつくと「サポートの方向性」がズレてしまい、結局あなた自身の将来に影響します。
< 参考 >
ブラックリストという名前のものはありませんが、転職エージェントが対応をしなくなるパターンについて私の実体験を下記で解説しています。
合わせてご参照ください。
【転職エージェント】ブラックリストが存在する?該当者の実例を紹介
転職エージェントとの面談は「これからのサポート方針」を決めるためのもので「面接ではありません」。
ですから隠したりごまかしたりする必要はなく、むしろオープンに話しておいてください。
< ここに注意! >
後になって嘘や話を盛った事がわかったら自分の首を締めることになります。
この状態になるとリカバリーが結構大変です。
詳細は別として「後ろ向きな理由の詳細」。
これはむしろ話した方が良い結果につながる確率が上がるんです。
できれば話したくない本当の(後ろ向きな)転職理由をなぜオープンにした方がいいのか?
次の項目で詳しく解説しますね。
転職エージェントに嘘をつかない方がいい理由
■ 転職エージェントへの嘘が活動を長引かせる
私自身も転職エージェントを合計で16年という長い期間やっていました。
その中で現役時代には数々のケースを経験しました。
サポートの方針の見直しが必要になるケースのほとんどは・・・
内容を盛って話したことを「後になって話し出す」というものでした。
転職エージェントにとってこれは大変困るし慌てさせられます。
補足的なことくらいなら良いのですが、全く違う内容を言われると、そこまでの提案が的外れになって1から練り直さなければなりません。
こうなると自然と活動期間は長引くことになりますよね?
まずこれがデメリットです。
■ 転職エージェントとの関係構築に嘘が影響
加えて転職エージェントに嘘や話を盛ってしまったことでの方針転換。
これが原因で疑念を抱くので構築中の信頼関係にも影響します。
そうなると転職エージェントは何を考え出すか?
あなたを(取引先である)クライアント企業に紹介しても良いのか「疑問」を抱きます。
嘘をつく癖のある人かもしれないと警戒します。
転職エージェントは個人情報を取り扱うことから
「高いモラル(倫理観)」を求められる職業なんです。
なので嘘をつかれると、
信じてもいいのだろうか?
企業に紹介しても大丈夫だろうか?
とスピード感のある行動ができなくなります。
もしあなたが自分の経歴に不安があっても・・・
退職(転職)理由を正直に嘘なく伝えること。
それによってあなたには「大きなメリット」が生まれるんです。
その具体例を次の項目で解説します。
転職エージェントに嘘をつかない3大メリット
< 正直さんのメリット >
マイナスな理由をプラスに変換する
意志共有でとっさの質問に対応できる
嘘がバレたときの事態を知っておく
順に説明しますね。
1.マイナスな理由をプラスに変換する
冒頭の通り転職を希望する誰もがスキルアップを目指して・・・なんていうことはありません。
上司と合わなかったり
勤務環境が過酷だったり
会社自体の文化が合わなかったり
などいろんな理由があるでしょう。私だってありました。
転職エージェントは、あらゆるケースに対応してきて慣れっこなので安心して伝えてOKです。カッコつける必要なんかありません。
< ここを信じて >
別の視点からあなたのキャリアを成長させるための「理由」を考えてくれます。
アピールできるところをとことんアピールします。
迷うことなく相談できる関係性はお互いの信頼が深まります。
なので選考に通った時はエージェントも自分のことのように喜びます。
退職(転職)理由をうまく伝えるプロでもあるので安心してくださいね。
2.意志共有でとっさの質問に対応できる
全てをオープンに話して共有することで「面接で深掘りされたときの対応」。
これをあらかじめ対策しておけるのも大きなメリットです。
ここができていないと・・・
面接で「転職エージェントに伝えていなかったこと」をポロッと漏らす可能性が高くなります。
そんなリスクを回避する意味でも、エージェントに嘘をつくのは得策とは言えないんです。
担当エージェントは面接の前に必ず面接対策を行ってくれます。
逆にやらないエージェントはダメエージェントです。
そこでしっかりと「内容の共有」をしておけば何も恐れることはありません。
あなたの後ろには「百戦錬磨のプロ」が控えています。
面接がおわった後もあなたのフォローを企業に入れます。
安心して全て伝えておきましょう。
3.嘘がバレたときの事態を知っておく
これは知っておいた方が良い内容です。
面接を受けた後、エージェントに企業からのフィードバックをもらうのですが、ここで「聞いていた内容と違う」ことが発覚することがあります。
もしも選考の途中で嘘をついたことがバレたとき、どんなことが起こると思いますか?
< こうなります >
最悪、わからないように「フェードアウト」されてしまいます。
そのときあなたは嘘がバレたことすら気づくことができないままです。
また、その嘘が選考を続けることができないレベルの「職歴詐称」だったりすると選考を打ち切らなければなりません。
それは転職エージェントとクライアント企業との「信頼関係」と「今後の取引」に大きく影響するからです。
取引を打ち切られたらエージェント企業もかなりの大きなダメージを受けます。
< 対企業であることを忘れずに! >
「嘘」をつかれたことを庇ってまで危ない橋を「会社」として渡ることはしません。
いかにあなたが「お客様」であってもこれは完全にアウトです。
あなたは選択肢を失うことになるのです。
同じ企業への別エージェントからの応募もできなくなります。
転職活動においては「かわいい嘘」は存在しないと思ってくださいね。
こう言ったこともエージェントは・・・
あなたに「注意事項」として教えてくれるので、複数利用していた場合でも「高い質」で進めることができます。
しっかりとした理由作り、面接対策での共有を頼れる転職エージェントと腹を割って対話を行っていきましょう。
<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
転職エージェントと嘘のない信頼。希望の環境を引き寄せる!
中には何回かの転職をサポートして「馴染みのエージェント」になるケースも多々ありました。
しかしサポートする方のほとんどが「初対面」です。
サポートは無料ですから複数、2~5社くらい登録しておくのがベストですが・・・
全てのところに「同じ内容」を伝えることが重要です。
当たり前ですが「あれ?聞いてないぞ?」とならないし、あなたも混乱しないですみますもんね。
隠したい気持ちはわかります。でも・・・
「オープンマインド」が信頼と、希望する環境を引き寄せます。
恥ずかしいなんてこれっぽっちも思わなくてOKです。
もし転職エージェントとのヒアリングをすっぽかした形になってしまった時のリカバリー方法を下記でも解説していますので、合わせてご参照くださいね。
< 参考記事 >
【転職エージェント】面談すっぽかし?忘れた・忘れられたをリカバリー
素直であればきっと素敵なご褒美が待っていますよ。
ありのままのあなたで、転職エージェントとの信頼関係で、最高の結果を引き寄せてくださいね。
あなたの「成功転職」を心から応援しています。
<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
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