懺詩: 2

私 - 『手記』


悪ならざる悪 波よ

寄せて還るなら私の眼を 笑い二足歩行、進化する道化見習い
蓋を開けた火 擦れた痛みに、蛆と木漏れ日


閉じて閃 フタツアナタ


黄昏と云ふ縄張り 威 土竜擬き 似せた日と油に、欺瞞乗せて機織り

何方向きでもいいから 雨、一滴だけ


憎しみそのまま、生かして下さい

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