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津田梅子 ~お札になった留学生~ を観て

昨日、テレビ朝日で、『津田梅子 ~お札になった留学生~』が放送されてました。

私は津田塾大学の数学科の出身なのですが、放送前から大学の同級生でこのドラマが話題になり、当日も
「もうすぐ始まるよ!」
なんて、LINEのやり取りをしたり。

一応、梅子先生がどんな人生だったのか、は知っていたものの、改めてドラマを観て、同級生でのやり取りは

「色々と考えさせられた」
とか
「津田先生に申し訳ない」
なんてやり取りが。

明治というまだ、女性は男性の3歩後ろを歩いて、という時代に、女性が自分の意見を持ち、自分の力で稼ぐことが、男性をサポートすることになる、
という信念を持っていた、津田梅子先生。

そう思うと、卒業生の私たちは、まだまだ、と考えてしまうのです。

そんな梅子先生の名言で好きな言葉あります。

先生をするのであれ、主婦になるのであれ、どのような方面の仕事をするのであれ、高尚な生活を送るように努力してください。
古い時代の狭量さ、偏屈さを皆さんから追い払い、新しいことを求めつつ、過去の日本女性が伝統として伝えてきたすぐれたものはすべて保つ努力をしてください。

津田梅子 名言集より

日本の女性らしさの素晴らしいことは保ちつつ、そこに縛られ過ぎずに自分というものを大切にできる人になってほしい、そんな想いが込められているな、と思うのです。

そんな津田梅子先生ですが、やまと式かずたま術で見ても、まさに自分の役割を全うした方。

元治元年12月3日生まれ。
寵愛相と開拓相を持って生まれてきているのです。

まさにパイオニアとして、6歳でアメリカに留学をし、日本女性の新たな道を切り開いていきました。

その後2度目の留学では、寵愛相らしく、周りの方の素晴らしいサポートによりそれを実現しています。

ドラマを観ていても、パイオニアとして6歳で留学し、11年後に日本の戻ってから輝かしい生活が待っていると思いきや、仕事がない。
しかも、日本の女性は結婚していないと肩身が狭い。
というアメリカとのギャップに苦しむ姿に胸が締め付けられました。

そんな世の中に立ち向かい、自分の信念を貫き続けたからこそ、今なお大学は続いているのだと思っています。

ドラマを観て、私は改めて津田塾大学で学ぶことができて良かった、と思いました。
そして、少しでも梅子先生を見習ってこれからも生きていきたい、と心に誓いました。

それでは、今日はこの辺で。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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