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双葉町メッセンジャーインレジデンス #02

福島県双葉町の海をテーマに制作した作品《双葉の写光石》が完成しました。

13年前に発生した東日本大震災に伴う福島第一原発事故。その爪痕が今なお残っていることで、人災の教訓を刮目できる貴重な場所。突然故郷を去らなければならなかった大勢の人や命たち。まずは元町民の方たちへ向けて、故郷の海の光を石に託して「光のお守り」として届けたい。そんな想いで制作しました。

「作品をつくることは、祈ること。」

そんな言葉が心の中に浮かんだ滞在制作でした。作品は4月中旬以降に双葉町役場に5月頃から「双葉駅旧駅舎」に設置されます。元町民だけでなく、この町を訪れた人なら誰でも、この町の思い出を書いた手紙と作品を交換することができます。双葉にお越しの際はぜひ作品設置場所までお立ち寄り、作品と手紙を交換してみてください。双葉のこれまでとこれからを知るきっかけになれば幸いです。

※詳しくは下の特設サイトをご覧ください。

写光石の元になった海の写真
色とりどりの写光石ができました
一つずつパッケージ
設置イメージです
作品は思い出の手紙と交換できます
現地のメモ用紙に双葉の思い出を記入
手紙を投函ボックスに入れて、
写光石を一つ持ち帰ることができます。
本棚にちょこんと置いてみたり。双葉の海の光を感じてみてください。

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