少しの先の未来の作り方。

SNSを開けば、やはりどこもかしこもコロナウイルスのこと。
もう日本だけの話でもないし、外国のことも心配。
こんな時にというのが少し自分が恥ずかしくも情けなくもあるが、お隣さんが苦しんでいるのを見聞きするだけで、苦しくなる。
人ごとでもないし、それは明日の自分なのかもしれない。


自分も自分で、できた人間ではないし、時に愚痴りたくもなる。
それは結局、身の不安や苛立ちの象徴で、喜怒哀楽があるのは当然で。
こんな局面だもの、どうしてもそうなってしまうものだと思う。

でも、こんな時だからこそ、発言や行動など慎重に、丁寧に、敬意と共に在りたいと思う。

みんなそれぞれの立場や状況から判断して動向を決めている中で、
頭ごなしに全否定や罵詈雑言の嵐では、誰も気持ちよく次のステップを踏めないだろう。特にネット上だとなおさら。
もちろん、明らかに間違ってるものもあるだろうけど。

インターネットというものは情報伝達や収集には便利だけど、
コミュニケーションの大事なポイントをどうか失くさないように過ごしませんか。
フェイストゥフェイス、手触りがないからこそ、お互いを想像しながら敬いながらコミュニケーションしませんか。

今この時代を生きてて、音楽やってる人間として、
きっと今考えている以上にそのネットにも救われることになるんだと思う。
配信ライブや、こういったプラットホームを使った音楽の発信受信。
そして経済活動といったところまで。

生命という意味での生きることと、
一人の人間としての生きていくことと、
そのどちらの意味でも今考えさせられる局面です。


もう自分やすぐ近くの周りの人も感染してるかもしれない。
数字・統計だけじゃ残念ながら全てを知れない。
疑心暗鬼にもなってしまう。

自分が既に感染して、まだ発症していないだけ。
そう考えてみるのはどうでしょうか。
自分や周りへのケアの仕方が変わるんじゃないでしょうか。


自分自身、家族や周りの仲間。
それだけじゃなく、思い出せる全ての人たち。
全てを知らなくてもお互いを知っている人たち。
自分だけが元気で、誰かが苦しんでたら、僕は全然ハッピーじゃないよ。

大丈夫かい?頑張ろーぜ、お隣さん!
そんな感じでいきませんか。


先にあるライブのこと。
これから発表しないといけないもの。
開催の是非も正直何も答えが出ません。
いつまでこのままなのかもわかりません。
でも、それは無謀ではなくて希望だと思います。
いつから再びいつも通りに戻れるのかわからないから、
いつでも希望の灯りを灯していきましょうよ。
僕はそのつもりで少し近未来を想像しています。

そして外に出れないなら、内側でいっぱい作る。
落胆や失敗もあるかもしれないけど、
それでもずっと灯し続けるつもりです。

ちゃんとご飯食べて、少しでも運動して、
こまめに手洗いうがいして、ちょっと熱めのお風呂に浸かって。

自分でできることから。


人のあり方も、
国のあり方も、
僕はそんな事を考えながら見つめています。

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