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マイコン博物館の展示物たち その2 SHARP MZシリーズ

青梅のマイコン博物館に伺ってから早いもので1ヶ月以上も経ってしまいましたが、なかなか写真の整理が進みません。最初にアップルの写真をあげたのですが、今回はシャープのMZたちです。

マイコン博物館の展示物たち その1 アップル][

シャープのパソコンたちは本当に愛されていて今でも人気があって記事を書いても反響が多いです。そしてマイコン博物館にもたくさんのMZたちが展示されているのですが、以下の写真で全てではなく、他にも多くの機種や周辺機器、マニュアルなどもありました。

始祖MZ-80K(1978年)
MZ-80K2E(1981年)

まだ撮ったままなので余分な機種が見え隠れしているのはご容赦を。

MZ-80C(1979年)、上にはPCG? 左にはフロッピードライブ。その下は何だっけ?
MZ080B(1981年) こちらにも隣に周辺機器があります。

そして海外向けに販売された機種もあるのが素晴らしいです。

MZ-80A(1982年) カナがない代わりに図形文字増えてる?
MZ-1200(1982年) 80Aを国内向けにしたもの
MZ-700(1982年) ディスプレイが一体型ではなくなりカラー画面となった。プロッターを内蔵しているのが特徴。
MZ-1500(1984年) 最後のMZ-80Kシリーズ。グッドデザイン賞を取ったそうです。
MZ-2000(1982年) MZ-80Bの後継機。カセットが縦型。

こうして並べると複数のシリーズが毎年のように新機種を出していたので、同じ年に発売のいくつもの製品が並びます。今思うとなかなか目まぐるしいですね。

MZ-3500(1982年) こちらはPC-3100/3200の後継機。
MZ-5500(1983年) 遂に16ビットになりました。
MZ-2800(1985年) 2800と筐体に書いてあるけど2531らしい。

こうしたMZシリーズの話は以下の記事から順に辿っていただければ幸いです。シリーズの後半はまだなのでボチボチまとめるつもりです。

8ビット時代を駆け抜けたクリーンコンピュータ - MZ-2000/2200/2500

SHARPのパソコンは、MZシリーズ以外にもX1シリーズなどがありますし、ポケコンなども出していましたから全貌を掴むのはなかなか大変です(ワープロ系列もありますね)。いずれもパソコンのいわゆるメインストリームに迎合せず何らかの独自色を持っているのが特徴で、その魅力は今でも感じられるところが素敵です。

ヘッダ画像はマイコン博物館所蔵のMZシリーズの前身である4ビットCPUを積んだMZ-40K・マイコン博士(1978年)。

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