秋はまだ来ない10月 - 外苑さんぽ
10月に入ったというのに、朝晩こそ過ごしやすくなりましたが日中はちょっと日差しがキツイです。何とか散歩は出来るようになりましたが、水分の補給をお忘れなくという感じです。新しいカメラを持ち出してみましたが、まだ取説もロクに見ていないので、まずは完全オートで撮影です。どうでしょう、スマホの写真と少しは違って見えますかねぇ。
木々のミドリは、もうすっかり濃い色で暑すぎるのか水分が少なめなのか、ちょっと疲れた感じもします。そんな中、御観兵榎のある森に入ろうとすると門には「倒木発生」の文字が。まあ定期的なメンテナンスでは一時的に閉まることもあったのですが、今回はちょっと長めです。どこかで木を切るとか切らないとかをやっているので、まさかこんなところに影響が出ていないと良いのですが。まさか木の伐採を延期するって、単に何もしないということではないですよね。この場所は再開発地域では無いはずなんですが。
前にも書きましたが、もう木を何本切るのかという話は勘弁して欲しいです。政治的な議論が白熱すると、全体を見渡してリーズナブルな科学的な解決を図るのではなく、どこか象徴的な一点を取り上げ、敵と味方に別れて、どちらが勝つかみたいな議論になるのはうんざりしています。
個人的には、いろいろな施設はみんな掘り下げて埋めてしまえ！と思っているのですが、それにはより多くのコストがかかり、誰が負担するのかという話にもなります。そもそもの発端は特殊な宗教法人が所有しているというところに原因があると思っているのですが、それを許認可権しか持たない自治体にアレコレ文句をつけてもどうなのかなとは思います。
そういえば青山一丁目交差点にあるホンダの本社ビルも建て替えが決まりましたね。よく考えれば国立競技場付近や青山墓地方向にも再開発が必要そうな地域や緑地もあるので、広い目で解決を図れば何もいちょう並木の眼の前に大きな建物を建てることも無いような気もするのですが、それぞれを所有している人から見れば、一緒にしないでくれとは思うのでしょうね。
外苑は現役の施設なので、何も原生林になって欲しいとは思わないので、より多くの人が憩い楽しめるように、時代に合わせてアップデートをして欲しいのですが、そのためにはもっとお金をかけて欲しい、かけられるような管理体制になって欲しいと思います。維持にお金がかかるから商業設備を作れば良いというのは、その通りなのですが、少しばかり知恵が足りないなぁというのが正直なところです。
今、東京はあちらでもこちらでも再開発が進んでいて、どの繁華街も工事中だらけですが、いったいどんな街にしていこうとしているのでしょうか。
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