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重いランドセル

自分のときにはランドセルなんて色が黒か赤しか無かったのが、子どもたちのときにはカラフルなバリエーションが沢山でていて、しかも軽くて丈夫になったなぁとしか思わなかったのですが、教材のデジタル化などにより何故かかえって重くなっているという現実があるようです。

直近で話題になったのがランドセル用コロコロですね。

ニュースなどで見る限り、なかなかジュニアメイカーな感じですが、急にニュースになったのは、知財処理も済み販売が開始されたからなんですね。

こどものアイデアがきちんと権利も処理しながら商品化されるのは、なかなか道のりが大変なので、販売元を調べてみるとなかなかおもしろいところだったのが発見でした。

https://smylh.jp/

これからは、このような団体にもSTEMの波が押し寄せるかもしれないとは思いました。

コロコロというキャリアーがふさわしいかどうかは悩み深いところもありますが、少なくともバリアフリーに対しての気づきは増えるという効果があるでしょうね。今のバリアフリーの考え方だとほんの一部の人が必要なもの取れてしまうところがあるのですが、バリアフリーこそみんなが使うものだということになれば世の中も変わるんじゃないかとも思います。

ランドセルが重すぎるのであれば、ものをたくさん入れなければ良いと考えるのが、まあ普通です。例えばドイツでは、まだ西ドイツだった頃からランドセルに入れても良い重さは何年生までは何グラムというルールがあるようで(州によって違うかもしれない)、ランドセル自身に中身の重さを確認する機能があったりします。

実はこのランドセルの真っ黒のやつを30年くらい前に買いまして、カメラバッグとして愛用していました。ランドセル自身はフレームがプラスチックで出来ているのですが、とても丈夫です。難点があるとすれば少々硬いので、誰かに角をぶつけると、とても痛い目にあわせてしまうところです。私は背が高いので、角の位置が顔になることがあるので、そこだけはいつも気をつけていました。

問題があるときには、それを解決するためにルールを作るというのは、それ自身何も問題ではないのですが、ルールを作ると適用範囲とか例外とかが次々と発生し、どう守らせるかが難しくなり既得権益が出来たり、何かと不公正感が出たりするので、何でもルールで解決するというのはあまりうまい方法ではないなとは思います。そこを技術の力で解決しようというのが、まあ理系の夢ではあるのです。

PS さんぽセルという単語だけを見たときには、スプレッドシートのセルがフラフラしているイメージが浮かんでしまいましたよ。

※ヘッダは、https://peoples-free.com/05-emotion/0429-illustration.html を使わせていただきました。

2022/6/13追記

ドイツの黒いランドセルを発見したので、中に入っているカメラも含めて続編を書こう。

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