自分に気づくと人生は彩り始める

皆さん、こんにちは。長野県で理学療法士をしている竹中寿史です。
最近「ワンダー君は太陽」という映画を見て、暖かい気持ちになったとともにアマゾンプライム最強だなと感じている今日この頃です。

本日は、先日personal designで講師をしてくださった杉浦真里さんのお話で感じたことをまとめていきます。
よろしくお願いします!



自分の内面に気づく大切さ

8月のpersonal designの講師は杉浦真里さんでした。

大学病院でOTとして働かれた後に、ハワイに留学をされてヨガを学んだり、夫婦で夜のカフェをされたり、インストラクターのアドバイスをされたりなど様々な活動をされている方です。


今回の話の中で何度も出てきたのが

「自分に素直に。自分を大切に。」
「自分の内側の声を聞く。」
「自分の直感に従う。」

などの自分の内面に目を向ける言葉でした。


そして様々な苦労した経験を通じて(本当に大変そうだった!)現在は

「今は本当に自分のやりたいことが出来ている」

と話されていました。



ここで私は一つ疑問を持ちました。

確かに自分の内面を見つめて自分の声を聞くことが大事なのはわかる。
でも、どうしたら自分の内面や直感に気付けるのだろうかと。



自分の内面を知るためのフローの状態

自分の内面を知って、直感に従うにはどうすればいいのか。


この疑問に真里さんは、自分の内面を知るコツを2つ教えてくださいました。

一つ目は、フロー状態になること
二つ目は、自分が興味を持った理由を考えること

これはどういうことでしょうか。



まず一つ目のフロー状態についてです。

フロー状態とは、どのような状態か。
ウィキペディアによるとこう書いてあります。

人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚

つまり、完全に集中していて没頭している状態のようなものです。


そして真里さんは、

・メディテーション(瞑想)
・カフェなどの特定の場所
・ランニング(ランナーズハイ)

などをしているとフロー状態になりやすいと話してくださいました。




この話を聞いて私は、フロー状態になるトリガーとして3つの観点があるのではないかと思いました。

それは、物事、場所、時です。

・特定の物事を行っている時
  ex,瞑想、ランニング、散歩
・特定の場所にいる時
  ex,近所のスタバの右端の席、近くの河原の段差
・特定の時間を過ごしている時
  ex,朝起きてから30分間の涼しい時間


このように3つの観点から、自分のフローになりやすい時を探ってみると良いのかなと思いました。

ちなみに自分の場合は
・夜の散歩
・好きな本を読んでいる時
・浴槽に入ってゆったりしている時
が没頭している状態、つまりフローに近い状態になりやすいなと思いました。




自分の興味の根源を知る

自分の内面を知るための二つ目の方法として、自分の興味を持ったことの理由を考えてみるというのを言われていました。



皆さんは普段、自分の生活と少し違ったところで、これやってみたいなとか、少し学んでみたいなと思ったことないでしょうか。

例えば、AI、アロマ、プログラミング、コミュニケーション、アート、歌舞伎、コーヒー、アニメなどなど。


このように少しでも自分が興味を持ったことに対して、自分はなぜそれに興味を持ったのか考えてみること。
これにより自分の根源的な欲求や自分の関心がどういうところに向きやすいかを知ることが出来ます。



真里さんの場合は、アロマやハーブに初めは興味を持ったそうです。
この理由を深掘ってみると、自然のものだからだそうです。


このように理由を深掘りすると抽象的な概念になるため、そこからさらに自分の興味を広げていくことが出来ます。

例えば、自然のものが好きとなれば、他にも自然の美しい景色に興味を持ったり、地球環境に優しい製品に興味を持ったりなどという可能性が考えられます。


興味を持ったものに対して、理由を深掘り、抽象度を上げていく作業をする。そうすることで自分の内面に気づきやすくなるというのは、私も非常に共感しました。


というのも、これに近いことを自分もやっていたからです。




感情が動いた経験を紙に書く

真里さんは自分の興味を持ったことに関して、その理由を考えてみるということを話されていました。

これを聞いて私は、自分も似たようなことをしていると感じました。

それは、自分が生活していて感情が動いた体験があった時に、紙に出来事を書き、それを振り返ってみるということです。


例えば、以前患者さんにリハビリをした後にこう言われた経験がありました。

「あなたのリハビリは価値がない。もっと経験年数が高いあの人に私はリハビリをしてほしいんだけど。」と。


この時私は非常に悲しく、そして悔しかったのを覚えています。

「自分は何とかして今あなたが苦しんでいる痛みをとってあげたいと思ってた。だから、臨床中にいろいろ考えてリハビリしたのにそんなことを言うのか。確かに経験が豊富なあの人には技術も知識も劣っているかもしれない。でも、そんなに違うのか。そんなにまだまだ自分は何も出来ないのか。」と。


このような経験をした時に、紙に以下のことを書きます。

・実際にあった事実
・その時に自分が感じた感情
・どうしてそのような感情になったか

これらを紙に書いていくと、自分はなぜこのような感情になったのか。自分は何を大事にしているのか。どういう時に悲しくなったり、嬉しくなったりするのかが分かるようになってきます。

これこそが、自分の内面に向き合って、自分のことを理解することになるかなと思います。



あー、なるほど。感情が動く体験を振り返れば良いんだな。でも紙にいちいち書くのは手間だから面倒だな。と思った人もいるかと思います。


そうなんです。結構これは手間です。
でも、頭の中で振り返るだけでなく、紙やノートに書いてください。

なぜ頭の中で振り返るだけじゃなく、紙に書くかというと、自分を客観視できるからです。


紙に書くことで自分の感情や思考が一旦頭の中から外に出されます。
外に出された自分の思考を視覚的に認知することで、客観的に自分の思考を認識できます。すると、一歩引いて自分のことを観察できるため、自分の内面を理解しやすくなるのです。

また、自分の思考を外に出すことで、さらに新しい自分の考えが浮かんでくるようにもなります。


これは体験してもらわないとなかなか分かりにくいと思いますが、自分の内面に目を向けることに対して非常に有効だと思うので、参考にしてもらえると嬉しいです。




まとめ

・自分の内面を知り、直感に従うことで自分の好きなことで生きていくこともできる。
・自分の内面を知るには、フロー状態になることや、自分が興味を持ったことに関しての理由を探ることが良い。
・自分の感情が動いた体験を紙に書くことも自分を知る一つの方法。


今回のpersonal designでの杉浦真里さんの話は学びが多く、自分を振り返る良いきっかけになりました。
お話ししてくださって本当にありがとうございました。



今回も記事を読んでくださったありがとうございます。
良かったな参考になったなと思った方はコメントやいいねをしてくださると嬉しいです。


今後も日々感じたことや学んだことをまとめていこうと思います。
ではまた!


#竹中かずし #personaldesign   #日記 #理学療法士



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