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休日を意識しない働き方をしたい大学生

「休日は何をして過ごしているんですか?」という質問に戸惑った。

自分は「休日」を意識したことがないからである。


あと1週間ほどで社会人になる私は大学生活の4年間、集団塾のアルバイトを務めてきた。

平日に大学に通い、土日にアルバイトをする1週間が大学生活の大半を占めた。

まとまった休みは年に2回ほどあるものの、振り返ると基本的には大学とアルバイトの日々であった。

周りからは、「休日がなくて大変じゃないの?」「遊べなくてかわいそう」などと言われたこともある。


しかし、自分はその生活が苦と思ったことがなかった。


大学生の休日は、おそらく授業がない日、つまり土日や祝日だろう。

「休日は何をして過ごしているんですか?」と聞かれたら、私の場合「塾のアルバイト」となる。

周りからしたら休日も働いているという認識をもたれるだろうが、この塾のアルバイトを私は「働いている」と認識したことがないのである。

子どもと話をしたいから話をし、そこにお給料がついてくる。

私にとってはそんな感覚だった。

もちろん、やりたくないことや困難もあった。

しかし、それを乗り越えたときの経験を得ることができると考えれば、苦と感じることはなかった。


つまり、社会における「働いている時間」と「休日」を区別するのであれば、私は休日を意識したことがない。

それほど、趣味に近い働き方をアルバイトで経験できたと思っている。


あと1週間で私は社会人として別な仕事をしていくことになる。

大学生活でのアルバイトと実際の仕事では同じように考えることは難しいかと思うが、心の持ちよう次第なのかなと思ったりもする。



「あと何日で休日だ」と意識しない働き方をしたい。



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