感覚とデータはどちらがいいのか / 毎日思考⑥

こんばんは。明日はアルバイトで午前中からテスト監督をするだはーです。

今日は朝起きて1時間だけ勉強した、統計での話から思ったことを書きたいと思います。

それは、

データの重要性をどう理解してもらうか

です。


ぼくは最近まで大学の卒業研究で「問題に対するできそうな度合いを数値化する方法」なんかを考えていたんですよ。それをいろんな指標から測定して、示すことができたら役立つかな〜とか考えたんですね。

特に塾講師をやっていると思うのが、生徒がどの問題をどれだけできているのかを把握するのって、教える上でめちゃめちゃ大事なんですよ。できていないところが的確に把握できれば、効率よく授業ができますし。

でもこの生徒の理解度を把握するのって、わりと感覚でみたいなところがあるんですね。演習中の生徒の様子を見たりだとか、テストの解答用紙をサッと目を通したりだとか。だから、この感覚みたいなものがデータで示されて、さらに生徒にまで提示することができたら、これは便利だなと思って卒業研究をやりはじめたわけです。

しかし思うんです。

「できそうな度合いを測定するサービスがあったとして、これを現場の人たちは利用するだろうか?」と。

だって、現場の人たちはそれを長年の感覚でやってきているわけです。今さら必要ないってなりませんか。

おそらくそのデータの信憑性を証明することが一番だと思うのですが、仮に信憑性が高いデータだとして、データと現場の人の考えにズレがあったらどうでしょうか?現場の人はそれでもデータを活用しますか?


ってな感じで、統計を学びデータの重要性を改めて実感している今日このごろですが、自分だけが理解しても意味がないなと思うんです。

データを活用することでどんなメリットがあって、なにが変わっていくのか。またそれが示すことは、現場の人々の感覚を否定しているわけではなく、新しい見方を与えるものということを理解してもらうことが大切だなと感じました。


p.s. Vaundy、いろんなジャンルの曲で全部神曲なのまじですごくねすか。



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