赤目四十八滝を歩く#1
三重県の観光地の一つ。赤目四十八滝に行ってきました。
名張市の山間に位置し、忍者修行の地として売り出している昔からある観光名所だ。
30年以上も前に遠足で行ったこともあったが、当時はただただ滝を観るハイキングコースを歩くと言った可もなく不可もない場所だったが、近年忍者修行の里とか、幽玄の竹あかりなど映える観光地として生まれ変わっていた。
赤目町を流れる滝川の渓谷で、数々の滝が見られることから、赤目四十八滝と呼ばれている。
天然記念物のオオサンショウウオの生息地として知られて、滝の入り口には日本オオサンショウウオセンターがあり、オオサンショウウオについて知ることもできる。
今回、赤目に行くきっかけになったのは、赤目名物のお菓子が食べたかったからだった。
動機は不順だが、目的のお菓子をより一層美味しく食べるためにも、4kmにわたる渓谷を歩こうという算段だ。
当日の天気は曇り。10月に入ったとはいえ夏の様な日が日が続く中、涼を求めるにもちょうどよかった。
車を走らせ、名張市内を抜け赤目町へと向かう。
山を少し登ったところに駐車場が点在している。以前は駐車代に800円ほど取られていた様だが、今はどこに止めても無料で停めさせてもらえる。当然センターに近い方が楽なのだが、今日は歩く目的もあるので、1番手前の駐車場へ停めさせてもらった。
駐車場横には赤目観光ハウスがあり、お土産や食事も楽しめるのだが、生憎平日の今日は閉まっていた。
連日の夏日和のせいで、Tシャツだけのカジュアルな格好でやってきてしまったが、車を降りて少し後悔した。
曇り空も影響してか、結構肌寒かったのだ。
ここから約500mの舗装路を登り赤目四十八滝の入り口を目指す。僕は、少し早歩きを足を進める身体を温める作戦に出た。
確か渓谷の入り口にある日本オオサンショウウオセンター付近に、僕が目指すお菓子が売っていたはずだ。
が、そのお店を見つけることなくセンター入り口に来てしまった。
近くにプリンのお店があって食事も食べれそうだったが、歩く前にガッツリ食べるのもどうかと思い、今回はお店をスルーしてセンターへ入って行った。
時刻は13時になろうとしていた。