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桜を見る会 国民は何を見せられたのかい

もう治まったかに思えていた桜を見る会、と言うよりは首相の交代もありもう過去のものと忘れていたと言うのが正直なところ。これではいけなかったと猛省の限り。

紹介いたしました記事は11/25付朝日新聞朝刊ですが、今週はNHKを含む放送各社の番組、各社新聞記事等々で大々的に放送されています。

安倍前首相に直接的には公職選挙法・政治資金規正法の追求が及ばない可能性もありますが、そうであればこれらの法が正にザル法であることが分かります。少なくとも安倍前首相の政治的・道義的責任は免れないでしょう。

これらの点についてはマスコミでも取り上げられていくでしょうから、今日は菅庶民宰相辛口応援団から少し違う角度から助言をしていきたいと思います。

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どうも安倍前首相のモリカケ問題以降、最近のコロナへの対応も含め、国会、政権与党内等、どうも政治の世界がおかしくなってきているように思います。

まさに上記の3番目の記事のとおり、森友問題で139回の虚偽答弁、そして冒頭の桜を見る会での虚偽答弁。これらがいかなる事を意味しているのか。
何かあれば国民から選ばれた政治家が責任を持つ、評論家、学者ではないと。国会は国権の最高機関だと。
国会議員の使命、崇高な理念、あるいは矜恃とも言ってた方もいたようですが、これらに照らし合わせて頂ければ明解です。

森友、加計、公文書破棄・偽造、桜を見る会等々、野党からの質問には、こんな事ばかりに時間を使うのかのごとき対応で逃げまくり、挙句の果てには全て虚偽だったと。黒川検事長問題での強権ぶり等々、この8年私たち国民は何を見ていたのか。見せられていたのか。ここではっきり言いたいのは、この間の真実についてははっきりと見せて頂きたいということ。

菅首相は安倍前政権の重要閣僚、また安倍前政権の基本政策を引き継ぐとも表明されていました。まあ良い所はあれば引き継がれればよいでしょうが、あのような負の遺産まで引き継ぐ理由はありません。前政権時代の仕事だけでも十分義理は果たされているのではないですか。

気になるのはやはり引きづられておられるのか、最近の政権与党の動きを見ますと、過去のように自由な発言により意見をぶつけ合うことは全くなく、一つの方向に向かって流れができると誰も口を挟めないといった極めて硬直的な状況というか、機能不全に陥っていると思わざるをえません。
この点は少なからず菅さんにも責任はあるかも知れません。改むるに憚ること勿れでいいのではないでしょうか、これを持って方針変更、ブレというならそれはお門違いと一蹴すればいいだけでしょう。

コップの中の戦いであればそれはそれ勝手にとのことになりますが、まさにこうした環境下においては国民の命と健康、事業、生活基盤が脅かされる状況に直接関係してきます。

安倍前首相はレガシーはなくとも首相在任最長という記録も達せされたレジェンドであり、いろいろな意味でも歴史に名を残すでしょう。もうお引き取りいただいて結構かと思います。この間のモヤモヤを晴らす心機一転のチャンスです。国会にお呼びし早く決着を付けるべきです。

安倍前首相はどうも秘書から聞いていたことを国会で説明していただけと、昭和の時代の「秘書が秘書が」と責任を転嫁する方策のようですが、それはそっちの関係で国民とは全く関係ありません。何ともみっともないことになるのでしょうか、秘書に詰め腹を切らせるようなことは決してあってはなりません。

菅首相は空手の上段者、本質的に決してこうした気構えには賛同できないでしょう。やはりというか庶民宰相らしく、責任は感じられているとの報道もありました。それはそれ卒直にご表明下さい。
この間の流れが菅さんのお考えによるもの、少なくとも容認するものであったかもと、そうなら嬉しいと思いますが、そこはゲスの勘ぐりとしておきます。

ここは菅首相、自由闊達な党運営、国会の場では全党が力を入れて論議、みんなが知恵を出し合いこの難局を切り抜けていく、そうした先頭に立つ気構えを期待します。
合わせて各論的には、肘を張らず学術会議、GoToキャンペーンも早急に決着させて下さい。


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