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【#1】エロゲーマーとしてのこだわりを語る

はじめまして、桜雨(さくらあめ)です。
noteで執筆する初めての記事ということで、自己紹介という意味も含め、自身のエロゲへのこだわりについてお話しさせていただければと思います。


ご都合主義のシナリオではない

一般的に「ご都合主義」と言うと、作者ないし作中の人物にとって都合の良い展開が進むことを指しますが、私の場合少しその判定が厳しめです。
例えば、エロゲやラブコメによくありがちな「主人公に少し優しくされただけで好きになるヒロイン」。許せねえ。現実世界において「優しい」という一点が恋愛感情を抱く要因になることは皆無に等しいです。なぜならそれはデフォルトで備わっているべき素質だから。
このこだわりは私の根幹を為しており、後述のこだわりにも深く関係してくる要素になります。

主人公と自身の価値観が合致している

持論ですが、恋愛を扱った作品において何よりも重要なのは「主人公を好きになれるか・共感出来るか」という観点です。私は、主人公に感情移入しながら一人称目線でエロゲを進めるタイプ(=主人公の恋人が傷付いたとき、「"俺の"○○に何しやがる!」とか言っちゃうタイプ)なのですが、このスタイルの人間には「主人公との価値観の合致」が必須なんですよね。主人公=自分ということになるので、互いの価値観に乖離が少ないほど作品への理解度が高まり、より濃密な体験となります。
SNSや友人の様子を見ていると、三人称視点でエロゲをプレイしている人も結構多いという印象ですが、一人称視点でプレイすることでより没入感を得られるので、このスタイルは非常にオススメです。だって、少し冷静になって考えてみてください。イチャイチャしてる主人公とヒロインの様子を覗き見るおじさんってどういう立場よ?(おじさんと決めつけるのは良くないですね、すみません。)

ファンタジー要素や異能力が登場しない

上記の要素が登場した時点でアナフィラキシーショックを起こし死に至ります(真顔)。
これはご都合展開が苦手という話ともつながってくるのですが、ファンタジー要素が出てきてしまうと、高確率でそれありきの論理展開になってしまうんですよね。
主人公「魔法でまるっと問題解決だぜ!!」
 俺 「魔法あればそらそうなるわな」
ただ、現実にない要素が出てきた時点で拒否反応が出るというわけではなく、例外もあります。例えば「STEINS;GATE」。これについては、例外どころか、一番好きなアニメとして挙げる作品です。
アナフィラキシーで倒れない理由は諸々ありますが、ざっくり言うとこんな感じです。
①主人公がシンプルにかっこいい
②主人公の行動指針に一貫性がある
③主人公の異能が「問題解決の手段」ではなく、「問題解決の手段を探すための手段」になっている
結局のところ、非現実的な要素があってもそれが現実的なロジックに落とし込まれていれば良いんですよね。特別な力を持ちながらも苦悩し、泥臭く希望を追い求める姿は、時にリアル志向の作品よりも眩い光を放ちます。

ヒロインとフラットな関係を構築出来る

前述した3点は「こうあるべき」という類のこだわりですが、4点目については「自分はこの方が好き」という類のこだわりです。好みの話ですね。
特定の属性に特化したエロゲもありますが、多くのエロゲには「先輩キャラ」、「同級生キャラ」、「後輩キャラ」と立場の異なるヒロインが登場します。その中から私がほぼ毎回同級生キャラを選ぶのは、最もフラットな関係を築きやすいからです。私は誰かを甘やかしたい・甘やかされたいという欲求が極端に薄い人間です。しかし、エロゲに登場する先輩キャラというと、基本的には主人公を甘やかす役回り。逆に後輩キャラは主人公を頼りにする役回りがほとんどです。これが個人的に好きになれない。交際するにあたって最も理想的な関係性は、上下のない、対等な関係だと思うんですよね。リアルでも「亭主関白」や「嫁の尻に敷かれる」という言い方をしますが、どちらも関係性としては不健全だと思っています。お互いに頼り頼られ、弱点を補い合う、そんな関係性を体現しやすいのが同級生キャラなんですよね。

総括

ざっくりと私のこだわりについて語らせていただきました。共感いただける方がいらっしゃると嬉しいです。またの機会に、今度は好きなヒロイン像について語りたいなと思います。また、毎週土日にエロゲのプレイ日記をnoteにてアップしていこうと思いますので、良ければそちらもチェックしてください!
ではまた。


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