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文学フリマに参加した(文学フリマ京都8)

 去年の文学フリマ大阪が初の文フリでお客さんとして行ったのだが、今回は出店者として参加した。「K文芸部のOBたち」という出店名で、高校時代の文芸部仲間と「ことのは」という同人誌を販売していた。知り合い以外にも沢山手に取っていただけて驚き&喜び。皆様、ありがとうございました。
メンバーがやる気を出しているので、来年の京都も出店するかも。そして、今年の大阪は私が個人的に参加するかも。今から何を作ろうか楽しみだ。
 さて、今回も沢山ブースを回った。前回の大阪でミガルナ文庫さんの「なんでもない日々の記録」を読んで日記本に目覚めたので、今回は主に日記・記録系のブースを回った。ひとつひとつ見ていくとどれも本当に素敵で、でも資金には限りがあって……という あるある に今回も悔しい思いをさせられた。オカネモチニナリタイ。
 全てこれから読むので、中身の感想は無いです

・ほどほどな日々の記録  (すぎ/ミガルナ文庫)
 ま、待ってました!の新作。去年の8月半ばから12月までの日記。前作からは、知らない人の日記を読む楽しさを教わったので、今回もゆるゆる読んでいこうと思う

・金星(シロナミ)、合同日記集(Dağ)←記号あってるかな…
 今回1番の個人的ヒット。「金星」を開いて「謹製」が目に飛び込んできて「好き!」となった。表紙も大変に良い。表紙が見える収納を探そうかな。
 合同日記集の方は、極めて個人的なものである日記を、まとめて本にするという発想が面白い。4人それぞれに違う生活をしていて、記録する方法も様々で、読んでいくのが楽しみ。読み終わりたくなくて少しづつしか読めないかも(笑)。
 これをサークルメンバーに見せたら、次の本では日記企画をやろうという話に発展した。

・レ詩ピ(嶋田さくらこ、小幡明)
 料理のレシピを嶋田さんが詩で書いて、それをもとに小幡さんが料理を作って絵を描くというプロセスらしい。なにそれおもしろ…。私は「魚介のパエリア」を買った。パエリアが米料理で一番好きなので。ポストカードも付いて嬉しい!

・日々交々(ななめき書房)
装丁が、良い!!!!!ということで買った。玉紐ですよ…玉紐。内容は、ふたりがそれぞれつけた日記と、共通のテーマで素敵なものをそれぞれ見つけてくるページ。日常〜って感じとデザインのオシャレさが本当に素晴らしい。

・蒸篭四段 蒸板二枚(すいかシアター)
中華料理が好きなので、Xでチラッと見た際にとても目を惹かれた。姉妹で出店されていて、こちらはお姉さんの本。ブースも2枚の布で色分けされていて印象的だった。中身はエッセイ。読むのが楽しみだ。

・買って良かった 使って良かった2023(下等遊民堂)
「下等遊民島」の大島春紫さんが、タイトル通りのアイテムを紹介するZINE。知っている人(SNS見てます程度)のおすすめは大変興味深い。太陽の塔キーホルダーがあって嬉しくなってしまった。あと、PAPYRUS文具店のインク、気になっていたので参考になった。私も何か買おう…

・京大短歌29(京大短歌会)
 現代短歌に興味があるので、分量のある京大短歌会さんの本を購入した。
そういえば、文フリには大学のサークルで出店されている方も多かった。私が現役の頃はイベント参加なんて考えもしなかったなぁ。すごい。

・ごはん味噌汁卵焼き-早乙女ぐりこ朝食日記-(早乙女ぐりこ)
表紙が気になったのと、やはり日記系ということで購入。コロナウイルスの療養明けから毎日作るようになった朝ごはんについての日記。病気の時に「元気になったらこれ食べたい」と想像することは私もあるが、著者にとってそれは今まで簡単にしか済ませてこなかった朝ごはんだった。「はじめに」を読むだけで惹き込まれる。
これを打っているのは昼過ぎ。せっかくなのでカップ麺以外のものを作って食べようかな……

・パイナップル夜想曲(ポッカ二号館)
 「立ち読みしていきませんか?」と差し出され、我々と同じく文芸部で出店されているという話をして、気がついたら買っていた。今回の購入物の中では数少ない小説。じっくり読ませていただきます…!

・終電の小説(心斎橋Univ.)
 サークルメンバーのお知り合いが出されていた本。見本には付箋が付いており、ざっくりジャンルが記されていたので見ていくと、「阪神」があったので笑ってしまった。阪神、どんな話なんだ…。

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