【詩のようなもの】エビフライ定食

懐かしい あの角の洋食屋さん
もう無いんだね
いつも二人は 隅の席に座って 
注文するのは決まって エビフライ定食
大きめのエビフライが三尾とサラダと自家製のタルタルソース
ライスと味噌汁とみかんが一個
いつもエビフライの尻尾だけを 三つとも先にパリパリと食べてた君
そして嬉しそうに美味しそうに
タルタルソースをいっぱい付けて 
エビフライを ほうばってたね
食べながら笑う君の口元に いつもタルタルソースが付いてて
差し出す口元を 僕はナプキンで拭いてたのが
お約束になっていたね

あのお店も もう無いんだよ
でも思い出だけは楽しいままで
いつも僕を笑顔にしてくれる
懐かしい音楽を 聞くたびに癒されるように
君の笑顔は あの頃のまま僕を癒してくれる

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