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芦田みゆき氏「午後4時の森」 銀座奥野ビル Gallery Camellia

実はこの写真展、本日19時までが会期ですので、このnoteが書き終わる頃には終了してしまいます。会期が終わって訪れられない写真展をnoteでご紹介してもどなたの参考にもならないと思うのですが、作者の今後の写真展を訪れるきっかけになれば、また、自身の備忘的な意味もこめて書き記しておきます。

この写真展を知ったきっかけは、先日訪れたMONO GRAPHY Camera&Artさんに置かれていたポストカード。森の水辺と枯れた倒木という私ホイホイなテーマと、その色味と言いますか世界観に惹かれたのでした。是非とも他の作品も拝見したい。結果は期待通りのものでした。
特に場所は明かされていませんが、タイトル通り午後4時の森を撮影された作品達。全てGRというカメラで撮影されたものだとか。作品に敬意を払ってというわけでもありませんが、私もGR IIIxというカメラを持参して訪問。
入り口で尋ねたら作品の写真を撮っても良いと快諾頂いたので、その空気感を僅かでもお伝えできればと思います。

如何でしょう?
森好きの私。山登りが目的ということもあって、早朝の時間帯が最も好きです。朝日が差し込む姿、そこが霧に覆われていて、光が射し込む情景などに特に心が震えます。一方、午後4時の光が徐々に失われ、特に木々に覆われた森では、昼と夜の境目から少し夜に足を踏み入れたような時間。逢魔時と言うのでしょうか。
その時間帯は、どちらかというとテント泊ではなく日帰りであれば、まだ山に止まっているのなら下山を急いでいる頃。
日没に下山が間に合わずヘッドライトで道を照らすような時は、逆に反省することしきりですので、夕焼けはともかく、森の景色を楽しむ、写真を撮る時間とは意識していませんでした。
今回、芦田氏の作品の深みのある世界観に触れて、新たな視点で森を愛でてみたいと感じられた素敵な出会いでした。

写真集も近日中に販売サイトをご用意されるとのことで、ご案内いただくお願いをして会場を後にしました。


ところで、この会場。
奥野ビルという銀座のビルの一室なのですが、ビル全体がとても魅力的な空気をまとっていました。

私は初めて訪れましたが、おそらく知る人ぞ知る有名な場所なのでしょう。他にも魅力的なお店が多くあるようで、人の出入りも多くありました。
今日はあまりゆっくりしている時間はありませんでしたが、今後はビル全体を探検してみよう。新たな楽しみが増えた休日でした。

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