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嫉妬と自己肯定感 その2

対処法その1は評価基準を多様化するでした。
つづき

対処法その2 下に見ない

下に見ないというのは相手をナメない雑魚扱いしないということです。
嫉妬の種類もさまざまです。
やっかいな嫉妬のひとつに自己認識しにくい上に、コソコソと出る杭を打ったり、足を引っ張ったりするものの原因が下に見ていた相手に追い抜かされそうになったときです。
このタイプの嫉妬をわかりやすく【出る杭型】と言います。

最初から、自分よりも上だと見て、リスペクトしていた相手、この人にはかなわないなぁと思っていた相手に嫉妬することは稀。
出る杭型の場合には
『あいつ最近、生意気だな』
『ここんとこ調子乗ってる』
というようなことを言われだすと危険信号です。
男子諸兄ならわかる通り、中1と中3は中がよく、間の2年とは不仲になりやすいはこのせいですね。

同じ立場、つまり同級生や、地域、ママ友といった同じコミュニティの中での嫉妬を【どんぐり型】と呼んでいます。どんぐりの背比べですね。
こちらは下に見るというか、同列に見ていた相手がいい思いをした場合や、実は少し上(嫉妬する側基準)の場合に発動しますね。ある意味、それも相手をナメていたと言えますが。

出る杭型、どんぐり型、どちらにも言えるのは、コミュニティの中の個の嫉妬、コミュニティと別のコミュニティでの集団の嫉妬があるということです。
個の嫉妬、集団の嫉妬、どちらもコミュニティそのものを崩壊させかねないエネルギーがありますね。

ん?
今、書きながら気が付きましたが、これ、【下に見ない】というのは対処法じゃない。
予防法ですね。

どんな相手に対しても、リスペクト尊敬と尊重の中間くらいの感じ)の気持ちを持っておくことが大切です。

余談ですが、私は自他共に認める子どもからの人気者です。
自己分析すると、こどもと目線の高さが近いんだと思います。同じとは言いません。
大人よりも、子どもに対しての方が話しかける緊張感は少ないので、(大人より相対的に)若干、下に見ているのだと思います。

具体的に下に見ないという行動は、褒めない叱らないというスタンスです。
褒めるも叱るも相手を下に見ているときにするもの。
一緒に喜ぶ、一緒に考えるとかの共感の行動を選ぶように心がけています。

話はズレているようでズレていません。
この流れで、明日は対処法その3、理想の対処法、じゃない!!予防法です。

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