TV番組「バイキング」の画像を盗用して稼いだ サプリメーカー と アドテック企業
TV番組「バイキング」の画像を盗用した広告が、4年ほど前にかなり流通していた。
それについて書いておく。
商品名
バイキングの画像を盗用した広告で宣伝されていた商品名は「雑穀麹の生酵素」だ。この商品は今も販売されている。販売元は株式会社モイスト（うるおいの里オンラインショップ）だ。
日付時刻 2018年11月03日15時32分51秒
バイキング 盗用された画像
すぐ上でも出したが、「バイキング」の画像で盗用されたものは下記。「バイキング」の画像を盗用している。更に番組内で、この商品が紹介されたかのような表現をしている。
日付時刻 2018年11月03日15時32分51秒
筆者の記録では、この盗用は2018年10月02日から2018年11月14日まで行われていた。
画像を盗用した広告で稼いだアドテック企業
この広告は、いくつかのアドテック企業に仲介されて配信されていた。
比率として多かったのは株式会社ログリーだ。筆者の記録の中では、全体の 99.1% をログリーが占めていた。
批判を「ヘイト」と認識
ネット広告に対する批判は従前からかなり多くあった。
株式会社ログリーの役職者のひとりは、それらの批判を「ヘイト」と表現した。
昨日のブログに書いた詐欺広告ばかりを配信するLoglyという会社。経営者がこれだもん。アフィカスの元締めはこの会社だね。
— Isseki Nagae/永江一石 YouTube始めました！ (@Isseki3) February 1, 2019
つまり、わかっていて違法な広告を配信している。
詐欺広告に対しての批判はヘイトだって。ww pic.twitter.com/FXmVQlTyE4
この発言は約4年前なので、今は認識が変わっているかもしれない。しかし、これまでこの発言に対する再言及は、筆者の知る限りでは無い。
株式会社ログリーが配信する広告は少しづつジャンルが変わってきているが、相変わらず問題がありそうなものが多い。
2022年は「1.5億円当たった占い」の広告が大量に流通していた。今のところ、これを改善する動きは無いように見える
2023年も、ネット広告を信頼するべきではない、と言えるだろう。
「バイキングの画像を盗用した広告」のキャプチャの一部はこちら。
以上
もしサポート頂けたなら、そのお金は、私が全力で生きるために使います。