「1.5億円当たった占い」の広告で稼ぐ零細企業と上場企業
占いサイトのトラブルが急増している、と話題だ。
筆者の手持ちデータの中から、「1.5億円当たった」と表現している広告を調査した。
表示されていた期間
この占い広告が表示されていた期間は、筆者の手元データでは2021年2月21日から2022年10月21日だった。
「1.5億円当たった」の表現
これらの広告は体験談として作られている。話の流れは概ねどれも同じだ。
貧乏だったけれど、占いを受けて、その占いのとおりに宝くじを買ったら1.5億円当たった、という表現になっている。
下記にキャプチャの一部を載せる。
当たった宝くじは、どの占いでも「16組123910」となっている。筆者の調べでは、この番号で高額当選した宝くじは存在しない。
占い事業社
これらの占いを提供している会社は、たくさんの会社に分かれていた。おそらく、行政からの追求を逃れるため、故意に多くの会社を作っているものと思われる。
広告を仲介している会社
この広告を仲介している会社は株式会社ログリーだ。この会社は上場企業だ。
筆者が持っているキャプチャ画像の一覧はこちら。
以上
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