ホラー映画考

7/13 にアメブロに書いた記事を転載

今日 7/13 はエクソシスト公開日ということでオカルトの日と定められているらしいので、これまで見たホラー映画についてコメントしていくことにする。

1.凡

ここでは飽くまで「ホラー」にこだわるため、霊や悪魔的な恐怖が介在しない映画、サスペンスやミステリーなどは如何に名画であろうとも除外してある。たとえば、羊たちの沈黙、セブン、SAW、ファニーゲーム などは筆者の好きな名画であるが、今回は触れない。
本稿は、和と洋(和以外)で趣向が大別できると考え、大きく和、洋の2段落に分けた。また、ネタバレは極力回避しているので、まだ見ていない読者も安心して読んで欲しい。あらすじ等、話の内容にはなるべく触れていないので、気になる場合は wikipedia などで適宜チェックしてほしい。
なお、飽くまで独断と偏見に満ちているので、異論は一切認めない

1.和

感染

https://ja.wikipedia.org/wiki/J%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%BC#%E3%80%8E%E6%84%9F%E6%9F%93%E3%80%8F

ランクS
ストーリー・・・★★★★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★★★★
悲しさ・・・★★
グロさ・・・★★★
ドッキリショック・・・★★★★

幽霊でもエイリアンでもなく、ウイルスネタ。初見は高校生のころだったが、2,3日は奇妙な夢を見たりしてショックが大きかった。
ホラー映画にしてはかなりストーリーが緻密にできている。一見何の関係もなさそうなシーンが地味に伏線になっていたり、或いはやっぱり関係なかったり、その見極めが難しい。故に、何度見ても味わい深い映画である。
Jホラーにしてはドッキリショックがやや多めである。舞台が終始薄暗い病院なので、視聴者は気の休まる暇がない。霊とは関係のない、登場人物の仲悪そうな描写も緊張感に拍車をかけている。そのため、見るのにそれなりのスタミナが必要である。質、量、共にJホラーの最高峰だと思う。月並みな言い方ではあるが、もっと評価されるべきホラー映画。
婦長役の南果歩がマブい

仄暗い水の底から

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%84%E6%9A%97%E3%81%84%E6%B0%B4%E3%81%AE%E5%BA%95%E3%81%8B%E3%82%89

ランクS
ストーリー・・・★★★★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★★★★
悲しさ・・・★★★★★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★★★

リングと同じ監督だが、リングを超えていると思う。悲しいホラーこそ最大の恐怖であると筆者に教えてくれた映画。
リングは成人女性の霊だが、これは幼女の霊であることもその恐怖を強調していると思う。グロや暴力的なシーンはほぼないが、じめじめした、しかし絶望的な悲しさ、そして母と娘の愛情が描かれている。とくにラストのシーンは強烈に印象的で胸を締め付けられる思いであった。

予言

https://ja.wikipedia.org/wiki/J%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%BC#%E3%80%8E%E4%BA%88%E8%A8%80%E3%80%8F

ランクA
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★★★★
グロさ・・・★★
ドッキリショック・・・★★★

漫画「恐怖新聞」が原作。いきなり悲しいシーンから始まるので、視聴者は序盤から大きくスタミナを削られる。その後結構怖いシーンが続くため、苦戦を強いられる。漫画が原作かと思って軽い気持ちで見るとしっぺ返しを食らう

リング1

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0_(1998%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

ランクA
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★★★★
悲しさ・・・★★★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★★★

なんだかんだ怖いです。今見ると無駄なシーンが無い分ストーリーに集中しやすい。故に怖い。ラストの後味の悪さも素晴らしい

リング2

ランクB
ストーリー・・・★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★★★

初見は小3年くらいのときだったので、かなりトラウマになった。しかし、正直1に比べるとストーリーがよくわからなくなって飽きてくる感は否めない。1を見てからじゃないとよくわからないと思われる。

パラサイトイブ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B4#%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%89%88

ランクB
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★★★★★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★★

筆者が初めて見たホラーはこれだった。確か小学1,2年のころで、眠れなくなった覚えがある。恐らく怖さ的にはそんなに大したことはないが、ストーリーが実に悲しい。死んだ恋人をよみがえらせる科学者の話だったはず。ラブストーリーとホラーの融合的な話で、ホラー好きも見て損はないはず

シャッター

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

ランクB
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★★★
悲しさ・・・★★★
グロさ・・・★★
ドッキリショック・・・★★★

心霊写真がテーマになっている。実はアメリカの映画だが、舞台、俳優、監督が日本人なので和に分類。奥菜恵が幽霊役。ラストの伏線の回収の仕方が美しい。ストーリー重視の人にはおすすめしたい。
かなり怖いが、幽霊が美人すぎて半減しているのは否めない。まあいいか

女優霊

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%84%AA%E9%9C%8A

ランクB
ストーリー・・・★★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★
悲しさ・・・★★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★

和ホラーの原点。ドッキリショックやグロ描写が殆どないので子供でも見やすいと言える。その反面、日本特有のじめじめした不気味さが収斂されていて、呪怨みたいな暴力的なホラーになれたあと改めて見ると、かなり怖い。つくづく恐怖というのは不思議な感情である

呪怨シリーズ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%84%AA%E9%9C%8A

ランクB
ストーリー・・・★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★
グロさ・・・★★★
ドッキリショック・・・★★★★★

確かに怖いのは間違いない。しかし、正直やりすぎって感じがする。怖がらせようとしすぎ。海外でウケたのは確かにわかるのだが、個人的にはあんまり好みではなかった。昨今公式ですらネタに走りがちなのも運命なのかもしれん

着信アリ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%80%E4%BF%A1%E3%82%A2%E3%83%AA

ランクB
ストーリー・・・★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★★★
悲しさ・・・★
グロさ・・・★★
ドッキリショック・・・★★★

うーん、最後のやり投げ感がなんだか。。貞子にも同じことがいえるが、手あたり次第理由なく登場人物が殺傷されるのはいまいちストーリー性が落ちるのはやむを得ない。バランスの問題ではあるが、ストーリーの完成度が伴わなければ限界がある

残穢

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%8B%E7%A9%A2#%E6%98%A0%E7%94%BB

ランクC
ストーリー・・・★★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★
悲しさ・・・★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★

いわくつき物件の謎を追う話。気味の悪い映画だったが、ちょっと着地点が途中からわからなくなって飽きてきた。あとナレーションが入っていたり、あまりにも客観視した描写が多かったように思うので、緊張感は少ない。小説を読んでいるような感覚のホラー

らせん

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%89%E3%81%9B%E3%82%93_(%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%85%89%E5%8F%B8%E3%81%AE%E5%B0%8F%E8%AA%AC)#%E6%98%A0%E7%94%BB

ランクD
ストーリー・・・★★
不気味度・・・★★
緊張感・・・★★★
悲しさ・・・★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★

リング1のスピンオフ作品。呪いを科学する、という内容なので敢えてホラー描写は抑えたらしいが、にしても結構めちゃくちゃでいまいちだった。マニア向け

2.洋

永遠のこどもたち

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1

ランクS
ストーリー・・・★★★★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★★★★
悲しさ・・・★★★★★
グロさ・・・★★
ドッキリショック・・・★★★

スペインの映画。子供が行方不明になってしまう母親が主人公。家に住み着く謎の霊がさらったのでは?と考えて謎を解いていく。
相当悲しい話だが、相当良い話でもある。感動のラストに涙した。ホラーが嫌いな人にもできればすすめたいのだが、ホラーとしての怖さも本物なので悩む。感動、悲しさ、ストーリー、恐怖をすべて両立した映画

フォースカインド

(wikipedia は映画を見た後に見てほしい。。。)

ランクS
ストーリー・・・★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★★★★
悲しさ・・・★★★★
グロさ・・・★★
ドッキリショック・・・★★★★★

ホラーにしては珍しく、宇宙人ネタ。いわゆるモキュメンタリー映画。後述するパラノーマルアクティビティやグレイブエンカウンターズのようなモキュメンタリーとは一線を画してリアルで恐ろしい映画だった。
実際の映像(と劇中ではされている)映像と、再現映像を織り交ぜて構成されている。映像、音声共にショッキングなシーンが多いので、それなりのスタミナが必要

1408号室

https://ja.wikipedia.org/wiki/1408%E5%8F%B7%E5%AE%A4

ランクA
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★★★★
グロさ・・・★★
ドッキリショック・・・★★★★★

無神論者の記者がいわくつきのホテルに泊まり、無間地獄に陥る。視聴者は、そこで見せられる幻覚から主人公の悲しい過去が理解できる仕組みになっている。
部屋がぶっ壊れたり、意味不明な幻覚が見えたりと映像の転換が激しいホラーなのだが、役者が正気を失っていく様などが非常にリアルで、鬼気迫るものがある。後半に進むにつれて比例的に胸が辛くなる。ラストの衝撃も素晴らしい

シックスセンス

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9

ランクA
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★★★★
グロさ・・・★★★
ドッキリショック・・・★★★★

これはホラー扱いでいいと思う。わざわざ俺が解説する必要はないと思うが、小学生のとき見たときは相当怖かった。今見ても怖いと思う。ベタといえばベタな話かもしれないが、そのハンデをものともせず良い映画である

アザーズ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%BA

ランクA
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★★
グロさ・・・★★
ドッキリショック・・・★★★★

これも結構怖かったな。。まあでも読める人には読めるかもしれないが。なんといっても不気味だったのは・・・いや、やめておこう

エクソシスト

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%88_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

ランクA
ストーリー・・・★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★
グロさ・・・★★★★
ドッキリショック・・・★★★★

有名すぎるので解説はしない。目安として★だけつけておく

シャイニング

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

ランクB
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★

ホラー映画の金字塔。だが、グロいシーンやドッキリショックは殆どないので、子供でも大丈夫そうだ。洋ホラーにしては珍しく上質な?ホラーである。

スタンリーキューブリック監督。怖さとは関係ない部分でおお、と思う部分が多い気がする。あとはジャックニコルソンがどんどん正気を失っていく、狂人の演技が鬼気迫るものがある。これがなかったらこのホラーは成立しない。Jホラー好きも抑えておくべき名画である。

case39

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B939

ランクB
ストーリー・・・★★★
不気味度・・・★★★
緊張感・・・★★★
悲しさ・・・★★★
グロさ・・・★★
ドッキリショック・・・★★★★

洋ホラーらしい、ホラーである。悪魔的な力を持つ幼女が恐ろしい映像を見せるものである。ストーリーはそんなに複雑なものでもないし、伏線があるとかいう感じでもないのだが、それでこれだけとことん怖さを出せるのは、やはり洋ホラーのすごさだと思う

エスター

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

ランクB
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★
悲しさ・・・★★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★★★★

どーせ悪魔とか出てきて悪魔祓いが出てきておしまいだろうと思って見てたらまさかの・・怖い!ストーリー重視の人にもおすすめしたい良作

ミラーズ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BA

ランクB
ストーリー・・・★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★
悲しさ・・・★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★★★

鏡がテーマになってる。1,2 共に結構怖かった記憶がある。

ヴィレッジ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

ランクB
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★★★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★★★

シックスセンスと同じ人が監督。閉鎖された村のお話。途中で村の秘密が明らかになるのだが、それでも不可思議な現象が続く・・。かなり良かった。やはり犬鳴村とか杉沢村伝説のような、こういう閉鎖された集落みたいな不気味さってのは海外でも共通なのだなと確信した

ハイドアンドシーク 暗闇のかくれんぼ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AF_%E6%9A%97%E9%97%87%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%93%E3%81%BC

ランクC
ストーリー・・・★★★★
不気味度・・・★★★★
緊張感・・・★★★★
悲しさ・・・★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★★★

悪くないのだが、後半になるとちょっと読めるなあ・・・

ポルターガイスト

ランクC
ストーリー・・・★★★
不気味度・・・★★★
緊張感・・・★★★
悲しさ・・・★
グロさ・・・★
ドッキリショック・・・★★

出演者が次々に死亡したことで伝説化してしまった。しかし、怖さ的にはキャスパーとかゴーストバスターズレベルなので、子供でも見れる。

その他

グレイブエンカウンターズ
パラノーマルアクティビティ
サイレントヒル
シェルター

ランクE
洋ホラーの悪いところがふんだんに込められている。金返せとしか思わなかった

3.あとがき

ここに書いたのは私が見たホラーの中でもぱっと思い出せるものだけである。
不思議なのは、ホラー映画というのは前見たときはそんなに怖くなかったのに、2回目は本当に怖かったり、耐性がついてきたと思って思い出すとアレはやっぱり怖かったなと思ったりすることである。民族性、文化的な死生観もかなり影響する。たとえば上に上げたスペイン映画の「永遠のこどもたち」などは、最初見たときは後味が悪かったのだが、2回目以降は感動のラストであることをようやく理解したりした。あまり話すとネタバレにつながるので詳しくは実際に見て欲しい。
恐怖というのは生物にとって最も原始的であるはずの感覚が、人それぞれ違うのも興味深い。笑いのツボ、音楽のツボが違うように、恐怖のツボも異なるのだ。

かつては宮崎勤の自室から多くのホラービデオが押収されたときはホラー映像が教育に悪い、暴力や犯罪を助長するなどといって自粛する流れがあったときく。現代でもホラーを悪趣味と位置付ける者も少なくない。
だが、筆者はこの論調には甚だ疑問である。もしも宮崎が本当のホラー好きであれば、怨念などを恐れて殺人は躊躇したのではないか?ヒトラーやポルポトが、呪いを少しでも恐れていたのであれば何百万人も虐殺や粛清したとは到底考えられない。ちなみに私は無神論者だが、心霊スポットや心霊写真など、気味が悪いものは気味が悪い。

ホラーをフィクションとして、娯楽として楽しめるのは、生命が尊い、暴力が異常であるという大前提があるからである。本当に恐ろしいのは、ホラーを全く怖いとも思わない、娯楽として楽しむことのできない人間ではないだろうか?

不一

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