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40代から始める投資 iDeCo編②転職時の手続き

前職では、企業型DC(企業型確定拠出年金)に加入していました。
退職時に会社から説明を受けましたが、ややこしく、てこずりました。
転職の際は要注意です。
ただでさえ、退職、入社の手続きや、入社する企業準備やらに時間取られます。その中で、一番手間だった手続きがこれです(笑)
ただし、この手間が後々とても重要でした。
もう少し勉強しておけばよかったと後悔です。
必要な手続きを整理して紹介します。

転職時に必要なこと

転職時には、公的年金や健康保険の切り替えなど、さまざまな手続きが必要です。転職前の会社で企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入していた場合、企業型DCに関するさまざまな手続きを行わなければなりません。
これが面倒です。
まずは、以下のようなパターンがあります。

①転職先に企業型DCがある場合
②転職先に企業型DCがない場合
③自営業者、公務員、専業主婦になる場合

わたしは、②のパターンでした。
①の場合は、転職先の企業で必要な手続きをすれば、移管が可能になると思います。
②、③は、iDeCo(イデコ)の口座を開設して、企業型DCの資産をiDeCo(イデコ)に移換する必要があります。
ここがややこしいです。

iDeCo(イデコ)の口座を開設

最初のハードルがここになります。
わたしの場合は、2013年に手続きが必要になり、今ほど情報がなかったこともあり、言われるがまま、当時の給与口座の銀行に相談してしまいました。
今だったら、間違いなく、SBI証券か、楽天証券の2択ですね(笑)
後に手続した、積み立てNISAは、SBI証券にしました。

口座開設は、銀行、証券会社などで開設できます。
わたしのように真っ先に銀行に相談してしまうと、言われるがまま口座を開設し、お勧めのような商品を選んでしまいます。
悪いことはありませんが、折角の勉強するタイミングなので、運用商品から勉強するのがお勧めです。

注意点としては、iDeCoを取り扱う金融機関(運営管理機関)は、1社しか選ぶことができません。また、途中で変えることは、かなり面倒です。金融機関を変えると、積み立てていた商品も切替えなど必要になり、最初に安心して運用できる金融機関で口座を開設する方が良いです。

運用商品

iDeCoの運用商品は、以下のような種類があります。

元本確保商品 国内債券 外国債券 国内株式 外国株式 バランス型 不動産投資信託(REIT)

これらの違いは、以下のリスクとリターンの関係があります。
銀行と同じように今よりは減らないですが、ほとんど増えなくても良い場合は、元本保証商品や国内債券などを選びます。
逆に、リスクは多少あっても、リターンを期待する場合は、外国株式や国内株式を選びます。

リスクとリターン

引用:iDeCo公式サイト

まずは、この商品の違いを理解した上で、自身が投資したい商品がある金融機関に口座を開設する必要があります。

重要なのが手数料

iDeCoは、開設した口座にかかる毎月の管理手数料なども、金融機関によって異なります。商品によっても手数料がかなり違います。

人が介在する取引は、お金がかかり、そこが手数料の差分となっています。
20年、30年と運用するので、この1%、2%の違いが大きな運用益の違いになりますので、注意が必要です。

商品ラインナップが良く、手数料が安い金融機関は、以下でしょうか。

SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券

最新の情報をネットで検索して比較するのが良いですね。
おそらく、SBI証券、楽天証券は、安いと思います。

移管完了

もろもろ手続きが終わりやっと移管完了しました。
約300万円が移管されました。

2013年8月に移管しまして、約12年8カ月の拠出期間でした。
逆算して、おそらく約20,000円企業が拠出してくれていたんだと思います。
話しはズレますが、このあたりの福利厚生を理解していると、転職時の提示年収も正確に比較ができます。

最後に

iDeCoにした場合、入社時から拠出するのがおすすめです。
入社時に面倒な手続きは一通り済ませた方が良いです。
落ち着いたら、掛け金を考えようなんて言っても、まずやりません。
わたしも、この手続き後、7年後だったので(笑)

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